新米の出荷が進み9月からのコメ不足も解消しつつありますが、そんななか、北海道産米の新たな品種「そらきらり」が本格デビューしました。
その実力を取材しました。
ふっくらと炊きあがった新米。岩見沢市で開かれた空知産の新米をPRする試食会です。
並んでいるのは、お馴染みの「ゆめぴりか」「ふっくりんこ」「ななつぼし」。
そして、期待の新星、「そらきらり」!
米どころ=空知地方の「そら」とつやつや「きらり」と光ることからその名がつきました。
道民なら誰もが知っているあの「きらら397」の後継品種として2023年、新品種登録されました。
その特徴は、加工を前提とした中食や外食向けの業務用であることです。
さらに、いもち病に強く農薬の使用を減らせるため、コストを抑えて安定した収穫が見込めます。
肝心の「そらきらり」の味は?
HBCの貴田岡結衣記者が食べてみましたよ!
「ゆめぴりかと比べては甘みは少なく、さっぱりした印象。とてもおいしいです」
ホクレン岩見沢支所の木村耕太課長は「北海道の中でも空知でいっぱい米を作っている中で生まれた品種。「そらきらり」が全道に広まって、空知が引っ張って作付けが増えていけば」と展望を語りました。
「そらきらり」は今後、主力の業務用米として「きらら397」との置き換えを進めながら栽培を増やしていくことになります。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年10月16日)の情報に基づきます。
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