2021.09.15

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【大学生の体験レポ】9月26日の閉幕間近!キース・へリング展で「非日常」を楽しんできた

札幌芸術の森美術館にて開催中のキース・へリング展。9月26日の閉幕がいよいよ近づいてきましたが、
どうやら大学生や高校生なども来場しているようです!

どんなところが若者にウケているのでしょう?
北海学園大学に通う大学生3人が実際に会場へ行ってみました!

左から3年・竹内はるかさん、2年・大橋弥生さん、3年・下田彩夏さん

いざ会場へ!いきなり世界観に引き込まれる!

入口すぐにあるネオン。会場内は全作品写真撮影OK

展示室入口に入った途端、3人から「かわいい!」と声が上がりました。
3人が反応したのは、ネオンサイン。キースの代表作「イコンズ」の一つをかたどったものです。
大橋さんは早速スマホを取り出し、カメラでパシャリ。「かわいくて思わず反応しちゃいました」と笑みをこぼします。
竹内さんも 「写真撮影OKだと、思い出に残せるのでとてもうれしい」 といろんな角度からシャッターを切ります。

展示会場で最も大きい作品。ビリビリと作品からエネルギーが伝わってくるような迫力!

さらに歩を進めると、一気に広い空間に。
目の前には縦約3m、横約4mと160点の展示作品中、最も大きい作品が目に飛び込んできます。
「ネオンサインで期待感が高まり、この作品で一気に引き込まれました」と大橋さんは振り返ります。

本物の迫力に感動!イメージと違う作品に驚き!

「見たことのある絵だけど、色味とかが本物はやっぱり違う!」と作品をじっくり見る下田さん。

次の空間には、キースの代表作「イコンズ」 が並びます。
「イコンズ」はTシャツなどのグッズにも多く使われる作品です。
下田さんは、本物の作品のサイズ感にも驚いたようで「思っていたよりも一つ一つのサイズが大きい。本物は全然違う迫力がありますね」と感動したようです。

絵が浮いている?展示スペースの演出にも映えポイント!

絵から飛び出してきたような彫刻に興味津々の3人

展示後半はがらりと印象の異なる作品が並ぶ

絵が浮いているように見える特殊な展示も。

彩り鮮やかな作品から、そのまま飛び出してきたような彫刻のコーナーなどを抜けると、
次はキースが晩年に描いた「ブループリント・ドローイング」が並ぶ一角に。
ここでは、作品が浮いているようにも見える、普通の美術館ではあまり見ない手法で絵が展示されています。
「こういう展示は初めて見たけど、作品が強調されて見えますね」と竹内さんは興味津々でした。

床と壁にもキースの作品があしらわれた空間。来場者の多くが写真を撮影

いよいよ展示も終盤。
ラストは床と壁にキースのアートが施された空間に。作品と一体になったその装飾に、下田さんは「ここは、映えるポイントですね!」と、すかさずスマホを構えて写真を撮っていました。

事前知識が無くても楽しめる!おしゃれな空間で非日常感を満喫

入場前は「グッズで絵を見たことがあるくらい」と話していた3人。
楽しんでもらえるか一抹の不安を感じていた筆者でしたが、見終えた3人は
キースのことをほとんど知らなくても、とっても楽しめました!」と笑顔を見せながら、「むしろ、親しみのある絵に知られざる意味や思いがこもっていることを改めて知ることが出来た」と感動していました。

会場を実際に見た3人それぞれに、おすすめポイントを聞きました。

竹内さん
「ジャズフェスティバルのポスターがあるのですが、その作品を見ていると体が動き出すような楽しい気分になりました。ポップな作品の雰囲気に惹かれて、キースの世界観に入り込めました」

下田さん
「蛍光塗料を用いた絵画があったりと、写真では伝わらない、その場でしか味わえない神秘的な空間でした。」

大橋さん
「迫力満点の巨大な絵から元気がもらえるし、会場には『かわいい』と『なんで?』が溢れています。
想像力のおもむくままに、自由に楽しむのがおすすめです。気分がアガる展覧会は初体験でした!」

大学生ならではの視点で鑑賞した3人。
見終えた後に3人が口をそろえたのは「非日常感をとても感じることが出来た」ということでした。

コロナ禍ではありますが、札幌芸術の森美術館は手指消毒、検温などの感染症対策を取りながら
9月26日まで開館中です。

皆様も、緑に囲まれた芸術の森で、カラフルな色彩のアートに触れてみてくださいね。

詳細は公式HPをご確認ください。

https://www.hbc.co.jp/event/keithharing/

***
記事協力:もんすけラボ学生メンバー

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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