2024.10.27

暮らす

「私の後ろに“クマ”が隠れていたの、気づきましたか?」身近に潜むリスクには、できる対策がある/札幌・2024年の草刈りまとめ詳細版

⑨9月5日 札幌・南区真駒内南町

・参加者:地域の町内会、高校生や大学院生、札幌市
・場所:真駒内南町7丁目の南町みどり公園河川敷の茂み

南区真駒内の、「困ったくま」が草刈りをした地点よりも南側の地点です。
住宅地と隣り合う公園の奥に真駒内川があり、川沿いの草刈りをしました。

この公園では、2012年、小学生が笹やぶにいるクマを目撃しています。

子どもたちが安全に遊べるようにと、地域の町内会が草刈りを企画。
2022年には、HBCがクマ対策に関心のある学生や、専門家、札幌市と協力して始めた「クマとまちづくり」プロジェクトでの、草刈りの効果の実証実験にもご協力いただいた地域です。

去年は河川敷の工事で草が刈られ、見通しがよくなっていたこともあり、地域での草刈りは実施しなかったため、ことしは2年ぶりの開催です。
「クマとまちづくり」プロジェクトの学生も一緒に参加してきました。

背の高い草でまったく見えませんが、写真の右手に真駒内川があります。左手が公園です。
学生や札幌市は鎌やハサミで、地域のみなさんは電動草刈機を持参!地域の方が慣れていて、パワフルに進んでくれるので、とても頼もしかったです。

一方、地域の方々は、高校生や「クマとまちづくり」プロジェクトの大学院生たちを、「若い力だね~!」「若い人も一緒にやってくれると嬉しいね」と笑顔で迎えてくれました。

先ほどと同じ地点からの写真です。どうでしょう。きれいになりましたよね。

公園の遊具から見ても、見晴らしがよく、さらに気持ちよく遊べる公園になりました。

⑦の「困ったくま」の草刈りに初めて参加してくれた高校生は、⑧の石山、そして今回で、すでに3回目。
さらに今回は、ほかの高校生も初参加していました。2人はもともと面識はなかったそうですが、草刈りをしながら自然と会話が生まれます。初参加の高校生が、3回目の参加の高校生に「なぜ草刈りがクマ対策になるのか」を質問して、教えてもらっている場面もありました。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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