2024.10.27
暮らす・参加者:地域の町内会、高校生や大学院生、札幌市
・場所:真駒内南町7丁目の南町みどり公園河川敷の茂み
南区真駒内の、「困ったくま」が草刈りをした地点よりも南側の地点です。
住宅地と隣り合う公園の奥に真駒内川があり、川沿いの草刈りをしました。
この公園では、2012年、小学生が笹やぶにいるクマを目撃しています。
子どもたちが安全に遊べるようにと、地域の町内会が草刈りを企画。
2022年には、HBCがクマ対策に関心のある学生や、専門家、札幌市と協力して始めた「クマとまちづくり」プロジェクトでの、草刈りの効果の実証実験にもご協力いただいた地域です。
去年は河川敷の工事で草が刈られ、見通しがよくなっていたこともあり、地域での草刈りは実施しなかったため、ことしは2年ぶりの開催です。
「クマとまちづくり」プロジェクトの学生も一緒に参加してきました。
背の高い草でまったく見えませんが、写真の右手に真駒内川があります。左手が公園です。
学生や札幌市は鎌やハサミで、地域のみなさんは電動草刈機を持参!地域の方が慣れていて、パワフルに進んでくれるので、とても頼もしかったです。
一方、地域の方々は、高校生や「クマとまちづくり」プロジェクトの大学院生たちを、「若い力だね~!」「若い人も一緒にやってくれると嬉しいね」と笑顔で迎えてくれました。
先ほどと同じ地点からの写真です。どうでしょう。きれいになりましたよね。
公園の遊具から見ても、見晴らしがよく、さらに気持ちよく遊べる公園になりました。
⑦の「困ったくま」の草刈りに初めて参加してくれた高校生は、⑧の石山、そして今回で、すでに3回目。
さらに今回は、ほかの高校生も初参加していました。2人はもともと面識はなかったそうですが、草刈りをしながら自然と会話が生まれます。初参加の高校生が、3回目の参加の高校生に「なぜ草刈りがクマ対策になるのか」を質問して、教えてもらっている場面もありました。