2024.10.26

出かける

老舗銭湯が「若者も繰る場所へ」幾度の対立・トラブルも乗り越えた38歳【北海道・旭川市】

経営難で60年の歴史に幕を下ろした北海道旭川市の銭湯を銭湯文化を愛する若者たちが蘇らせました。

1年半ぶりに復活した旭川市神楽の銭湯「菊の湯」。

「ところどころスタイリッシュで、なんか、昭和と令和の融合みたいな感じで、カッコイイです」
「いいね」

お客さんの反応は上々のよう。
しかし、銭湯の再開には多くの試練がありました…。

逆風となった入浴客の減少や燃料代の高騰。

「菊の湯」前経営者、熊谷清志さん(70)は「入浴客減少などのダメージがすごく大きくて、最終的に営業が難しいという判断をした」

菊の湯は2023年3月をもって閉館。

ところが、銭湯を継ぎたいと名乗り出る若者が現れました。

京都で銭湯文化を広める活動をする「FRO CLUB」の塩路道徳(しおじ みちのり)さん(38)です。

「菊の湯が閉店したことで、悲しんでいる神楽の人たちが来てくれるのではないか。若者が積極的に来てくれる銭湯カルチャーを旭川に広めたい」

しかし、銭湯経営の厳しさを知る熊谷さんにこの復活案を猛反対されます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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