2024.10.14
暮らす札幌市西区にある米専門店・玄米工房こめしん西野店。
8月末の米が不足していたころには、開店前から20人ほどが列を作っていたといいますが、今は落ち着いていて、平常通りになりました。
店内には、「ななつぼし」や「ゆめぴりか」などが並んでいます。
中野佳子店長によると、米不足については「だいぶ緩和されたし、米がなくなることは、このあとはない」とのこと。
一方で、その価格は1キロにつき200円ほど2023年の価格から、約6割値上がりしています。
こちらは、去年同じお米が税込で442円だったのが、今年はこれ702円。250円以上上がっています。
店では「おむすび」も販売していますが、こちらは少なくとも年内は価格を据え置きます。
ただ米の価格の先行きについては…
「米の相場が今も上昇を続けているので、この先価格が下がることはちょっと考えにくい」
空知地方の米どころ妹背牛町のふるさと納税の返礼品は、98%がお米です。
4月から受け付けて10月から新米を発送するのですが、今年は先月までに寄付額が4億2800万円に達しました。
去年の同じ期間では1億8600万円だったので、2倍以上に増えた計算で、9月で返礼の米の受け付けは一旦停止しています。
パックごはんも11月以降、1割程度値上げとなります。
・東洋水産「あったかごはん」など…11月から13~14%値上げ
・サトウ食品「サトウのごはん」…12月から約11~14%値上げ
私たちの食生活に、なくてはならない「ごはん」。
今年の新米は、例年以上にしっかり噛みしめて大事に食べたいですね。
連載「じぶんごとニュース」
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年10月2日)の情報に基づきます。