2024.10.14

暮らす

米不足解消でも新米が高い!2倍の値段も「下がることは考えにくい」ってどうして?

新米がおいしい季節になりました。でも2024年は、値段が違うんです。

9月中旬から、待ちに待った北海道産の新米の出荷が始まりました。
米の生育は良好、収穫も順調で、「ゆめぴりか」を皮切りに、流通するようになりました。

それから半月して、今はスーパーに新米が並ぶようになりましたが、5キロで税込み3326円。これは2023年の新米時期の10キロの値段よりも高いんです。

この値段についてJA北海道中央会の樽井功代表理事会長は理解を呼びかけます。

「米1俵作るのには、これだけの経費がかかるんだということも消費者の皆さんにご理解いただかねばならない」

気になるお米の値段を取材しました。

連載「じぶんごとニュース

「ごはんおかわり自由」のお店では

道内に13店舗を構える『とんかつ玉藤』。こだわりの「とんかつ」をおかずにすれば、「ごはん」を食べる箸も止まりません!

このごはん、おかわり無料なんです。

米は人気の「ゆめぴりか」、加えて2種類の炊き込みごはんも用意し、米不足の中でも「おかわり自由」を続けてきました。

炊き込みごはんもおかわりできるのはさらにうれしい!

大体みなさん2杯か2杯半のおかわりをするそうですが、多い人では5~6杯なんて強者も!

「米不足」のあのとき、こんな人もいたんだとか!媚山太一部長が教えてくれました。

「電話と、店に来て米を売ってくれないかと。何件かそういうこともあった」

店で使う米は、1年契約で仕入れているため、今回の米不足の影響はありませんでした。
10月末ごろ、新米へ切り替わるタイミングで、新たに1年契約を結びますが、その仕入れ価格は今までの1.5倍で打診されているのだそうです。

「1.5倍は今回が初めて。正直厳しいのは厳しいけど、『おかわり自由』もあるので量を減らしたりはしないで変わらず提供したい」

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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