手紙に関して興味深いデータがあります。
日本郵便が全国の小学生を対象に行った調査では、年賀はがきを1通も出さないという小学6年生は2011年度は6.2%だったのに対し、2023年度では32.4%に!
3割の子が年賀状を1通も出さないと答えています。
そして、自分の住所を正しく言える小学6年生は2011年度に86.6%だったのに対し、2023年度では57.5%。
住所を聞いてもわからないということになってしまっているんです。
さらに、郵便番号を正確に言えるという小学6年生は2011年度には78.3%いたのですが、2023年度は31.8%に減少しています。
このままだと、手紙を書く文化がなくなっていく可能性も…。
手紙の良さについて、手紙文化振興協会の代表理事むらかみかずこさんに聞きました。
「手書きの手紙にはメールやSNSにはないアナログならではの温かみがある。相手を思いながら言葉を紡ぎ、実際に文字をしたためることで言葉の力が何倍にも強まる」
手軽さ、便利さ、そしてスピード感。
現代のデジタル化の恩恵はもちろんありますが、アナログならではの良さと両方を大事にすることで、伝わるコミュニケーションがあるかもしれません。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年9月23日)の情報に基づきます。
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