2024.10.07

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私たちに「家族の絆」はないのか?別姓の両親の“選択”へ記者が向き合った答え

私たちは、家族であり続けた

「名字で家族の絆は決まりますか?」

父の答えはこうでした。

「こういう家族を作ってこられたので、名字が何か関係ありますかっていうと関係ないと思う。籍が入ってるから良い家族ができるとか、入っていないから悪いとか、そんな感覚は持ったことがない」

そして母は。

「私が産んだ子なのでね。別に名字が違ったからといってそれが生涯切れるわけではない。名字とか関係なく、着実にいろいろな経験をしながら家族であり続けていたなと思います」

そしてもう一言。

「選択的夫婦別姓制度が導入されたら、その制度の下で必ずまた父と結婚する」

今、家族の形は多様化しています。
お父さんしかいない家も、お母さんしかいない家も、おじいちゃんおばあちゃんが両親の代わりをしている家も、男性同士や女性同士で子育てをしている家だってあります。

どんな家族の形でも、それぞれがそれぞれのやり方で絆を深めることはできる。
選択的夫婦別姓をはじめ、様々な家族の形を選べる社会になることが、みんなが生きやすい社会になることなのではないでしょうか。

連載「じぶんごとニュース

文:HBC報道部 三栗谷皓我
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年6月26日)に基づき、情報を更新しています。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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