店長 鈴木さん:「シロクマベーカリーでも人気商品だった塩パンをもっと多くの方に広めたいということで専門店をオープンさせました」
ここ数年で、札幌でも“塩パン”がトレンドになっていることもオープンの理由のひとつなんだそうです。
そもそも“塩パン”とは? 札幌のパン専門家によると…
パンコーディネーター 森さん:「今となってはどこのベーカリーにも置いてある定番商品のイメージ」
塩パンの発祥は11年ほど前、愛媛県の「パン・メゾン」が猛暑になるくらい暑い地域だったので「塩分補給のためのパン」という意味合いで、考案されたと言われているそうです。
その塩パンが愛媛から全国に広がり、札幌のパン屋さんでも出すお店が急増。
バターをたっぷり使っていて、表面に塩をトッピングしたロール状のパン、それが塩パンです!
一体、どうやって作っているのでしょうか?
“シオクマベーカリー”のこだわりは、北海道産の小麦粉“みのりのちから”と“はるきらり”をブレンド!
のばした生地に、たっぷりの北海道産バターを巻き込んで焼きあげていきます。
そうすることで、中のバターが生地に溶け込んで、やわらかく“もっちりとした食感”に仕上がるんだそうです。
こんがりキツネ色に焼き上がった塩パン。
仕上げに、“米油”を塗りツヤを出し、最後に「イギリス産のシーソルト」をトッピングします。
精製塩よりも丸みやうま味があるのが特徴で小麦の甘さを引き立ててくれるそうです。
表面は、パリッと 中はもっちり!
連日、約250個売り上げる“名物塩パン”です。
そして「シオクマベーカリー」の行列が出来る人気の理由は、その種類にもありました!
お客さん:「買い物に来た時に行列が気になって…それでメモ持ってきています」
塩パンの種類を事前にチェックし、買い物リストを準備しているお客さんもいます。
お店で焼き上げる“塩パン”は、スイーツ系から総菜系まで全部で9種類もあるんです!
北海道産のつぶあんを贅沢に挟んだ“あんバターサンド”
自家製いちごのホワイトチョコをコーティングした“いちごみるく”
さらに、レタスとハムをサンドした“塩サンドイッチ”などバラエティに富んでいます。
西区西町に出来た行列の先には、子供から大人まで多くの人を魅了する“塩パン”が並んでいました。
住所:北海道札幌市西区西町南6丁目
電話:011‐699‐5731※毎週水曜日は午前のみ営業
営業時間:午前11時~売り切れ
午後1時半~午後5時※売り切れ次第終了
オープンから約3週間経ちますが、いまは並ばないと買えないそうです。
狙い目はオープンの時間に合わせて行くと比較的スムーズに買えるかも…と店長は話しています。
午前と午後の2部制で営業していて、どちらも売り切れ次第終了です。
※掲載の内容は番組放送時(2024年10月2日)の情報に基づきます。