2024.09.28
深めるかく言う自分もね、学生時代から(もしかすると大学受験期ぐらいからかなぁ)おのれのスケジュールを埋められるだけ埋めちゃう癖があって、暇と呼べる時間を自主的にはろくに作らないタイプだったのよ。だから、カモミールさんにはやたらと共感しちゃうというか。
なんなら、予定を立て込ませちゃう理由とも言える、あなたの気持ちの部分さぁ。
「周りより上手くできなかったらどうしよう」って心配とか、「休んでる場合じゃないんじゃないか」って不安とか。もうわかりすぎる。
そうなんだよね。「自分の首がゆくゆく締まっちゃうかも」となんとなく予感はしていても、その時点での自分を安心させるために、当座の予定を詰め込んじゃうんだよね……。
ある意味これって、時間に関する過食症状よね。
余裕が欲しいと願ってはいながらも、こころの奥底の不安から目を逸らすために、予定をドカ入れしてしまう。
それって、もし当座のところはうまくいったとしても、やっぱりどこか健全じゃない。
受験、文学研究、就活、LGBTQに関する活動と、あたしの場合は人生が進んでいくにつれて、その気持ちが向く対象こそ変化してきましたが。
カモミールさんと同じようなモヤモヤをずっと抱えて、四六時中バタバタしてきた人間としては、みずからの反省もあいまって余計に、その現状とこれからを案じてしまう部分があるのでした。
さてさて、カモミールさん。
「アドバイスをください!」ってお願いまでしてもらっていながら、そんな相談に乗る側の人間があなたと同様の状況に陥っているわけで。
「なんて頼りない……」って言われちゃっても仕方ない話ではあると思うんだけれど。苦笑
実はあたしったらちょうどね。
この予定詰め込み癖と対峙すべく、最近とあることを意識的にやるようになったところだったの。グッドタイミング!
なのでここからは、そのチャレンジについて書かせてもらいながら、あなたに向けてのメッセージを織りなしていこうかなと思います。
では。
じゃああたしがここしばらく、余裕を持って生きるために何をするようになったのか、という話ですが。
これが蓋を開けてみればとっても単純な話で、「タスクや予定といった目の前のものから、一定期間意識的に距離を取って、その上で手放すものは手放す」というのを、みずから実践するようになったんです。
「そんだけ!?」って言われちゃったらそれまでなんだけどね。てへ。
いやでもこれね、思い返せば今まであたし全然やってこなかったことなの。
例えば無意識的にというか、完全に電池切れ状態になってしまって「タスクあるけど向き合えないよおお!」って涙目になりながら、結果誰かに助けてもらうってことは、もうこの数年だけでも腐るほどあったんだけれど。
そこまで追い込まれていなくても、「これはやらなきゃ」「そういうもんだから」と思考を放棄して義務かのごとく取り組んでいた諸々を、3日、1日でもいいから、半ば強制的にやめるなり棚上げにする。
そして、そうやってできた時間を使って、目の前の事柄が自分にとって本当に必要なことなのかを改めて考えてみる。
そんな作業を34歳にして初めてやってみたら、「これは必要!絶対やりたい」「これはあたしの人生にはもういらない」っていう質の異なりみたいなものが、自分の関わっている取り組みのそれぞれについて見えてきて。
こころの中でごちゃごちゃになっている「やりたい・やらなきゃ」の整理が、つたないながらもできるようになった気がするの。勝手にちょっと成長した気持ち。笑
でもさ、これ本当に大事だと思うんだよね。
カモミールさんの場合、「就活はこれぐらいやって当たり前」だとか「バイトや資格習得、できる子はこれぐらいやるはず」だとか、もしかするとそんな周囲に溢れる理想像的なものに引っ張られちゃってるのかもしれないけれど。
そんな一種強迫観念めいた振る舞いをしかねない自分の中の「常識」から、自分で離れること。
それをすると、あなたの現状も幾分か楽になるかもしれない。あたし割と本気でそう思うの。
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