物価は上昇するけど、給料はあがらない。
「副業で収入を増やしたいけど…なかなか現実的ではない」という人も多いのではないでしょうか。
また、結婚や出産、子育て、教育、住宅といったライフイベントの変化に備え、「資産運用」への興味はあるものの、損をしてしまうリスクが怖かったり、手間がかかりそうだったりで、二の足を踏んでいる人も少なくないはずです。
今回、HBCテレビ「グッチーな!」では、お手軽に始めやすい資産運用のひとつとして、「個人向け国債」に注目しました。
「『個人向け国債』なら、投資がはじめての方でも始めやすい資産運用といえます!」
こう話すのは、帯広信用金庫 森 小町さん。
そもそも「国債」ってなに?どんなメリットがあるのでしょう?森さんにお話いただきました。
帯広信用金庫・森さん)そもそも国債とは、国が発行する債券のこと。
債券とは、国や地方自治体、企業などが投資家から資金を借り入れるために発行する有価証券で、いわゆる借用証書のようなものです。
債券は、あらかじめ返済期限を決めて発行されます。その期限のことを満期といいます。投資家は資金を提供した見返りとして、満期までの期間、利子を受け取ることができます。そして、満期になると提供した資金を返してもらえる仕組みです。
帯広信用金庫・森さん)つまり、「個人向け国債」の購入をごくごく簡単にいえば、国に一定期間お金を貸す見返りとして、期限がくるまで利子をもらえるという資産運用です。そして満期になれば、貸していたお金、つまり元本はすべて返ってきます。
渡辺リポーター)「投資」と聞くと…気になるのは損をしないかということ。
お話を聞いている限り、「個人向け国債」の場合は、元本がすべて返ってくるということは損をしないし、利子が付くぶん、ちょっとお金が増えるということですよね?
帯広信用金庫・森さん)その通りです!そして、個人向け国債は満期や金利のタイプが違う3種類の商品から選ぶことができるのも特徴です。