2024.09.29

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紺野あさ美さんも提供 “命のバトン”「さい帯血」骨髄移植より多いのに…数に課題も

さい帯血で今元気に暮らす人も

北海道オホーツク地方の訓子府町で酪農を営む、安岡祐一(やすおか・ゆういち)さん。

安岡さんは、27歳のとき、血液のがんの1つ「悪性リンパ腫」と診断されました。

「最後の薬を使ってもガン細胞はなかなか消えなかった。余命1、2か月っていう診断を受けた」

家に戻って、牛の仕事をするのが入院中の目標だったという安岡さん。
骨髄移植のドナーを探しましたが型が合わずに、提案されたのが「さい帯血移植」だったといいます。

移植を受け、5か月後には、無事に退院。
車いすバスケットボールのチームで、スポーツも再開できました。

「難しい状態からでも、さい帯血の力を借りていま普通に生活できているので、提供してくれる人が増えて、助かる人がもっと増えてくれれば」

お母さんと赤ちゃんの命をつないだ「さい帯血」が、次は病気で苦しむ人たちの命を救う。

その環境が十分に整うまでには、まだ課題も残されています。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年8月28日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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