【早くも雪】北海道の24日からの週間天気予報　この先は平年より高めの気温／気象予報士が解説

北海道のあす24日(火)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃（こだま・あきら）気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。

早くも雪

おととい21日（土）の朝の黒岳7合目付近には、雪が確認できました。

上空の寒気の影響で、先週20日（金）の夜から21日（土）の朝にかけて雪が降りました。りんゆう観光独自の発表ですが、黒岳の初雪と初冠雪の便りが届きました。

少し前まで「夏日だ」「暑さいつまで？」と言っていたのに、一気に季節が進みましたね。

気象台からも雪の便りが届きました。
22日（日）は利尻山でも初冠雪。富士山よりも早く、全国の気象台一番乗りで観測されました。

初冠雪というのは、ふもとの気象台から見て山が白くなっているのが確認されて発表となります。9月に利尻山で初冠雪が観測されるのは5年ぶりです。

また、稚内の沼川では－0.4度と、気温が0度を下回る冬日になりました。9月に道内で冬日になるのは、これも5年ぶりのことでした。

また、札幌では23日朝、この秋一番ヒンヤリしました。

札幌の予想気温で見ていくと、この先は平年より高めなんです。来週から10月に入るというのに、まだ日中は25度近くまで上がるので、半袖はまだ残しておいてください。

夏を擬人化したナツさんもグラフにぶら下がって「がんばるわ」と最後の力を振り絞っています。最低気温もあす24日は10度ですが、あさって25日以降は15度前後で経過するでしょう。