2024.09.17

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雪国の暮らしを守るヒーロー、除雪機械の整備の仕事とは?

ーそうだったんですね!例えばどんな機械があるんですか?
最も多いのは「ホイールローダー」という大きなタイヤの作業車です。アタッチメントを「スノーバケット」にすれば大容量の雪を運べるショベルに、V字型の「マルチプラウ」を付けると雪のかき分けが可能に。他にも回転する「ロータリー」を付けて、雪を崩しながら路肩へ飛ばす、なんてこともできますね。どれも皆さんがよく見かける除雪機ではありますが、実は本体は同じ車なんです。

ー除雪車に詳しくなれますね
当社に入らないと知らなかった除雪車がたくさんありますね。一度、ロータリーと
ベルトコンベア、荷台が一体になった車輌を見かけて「すげー!」って思いました。除雪車って雪を運んでくれるトラックとのコンビが一般的なんですが、これだととても除雪作業の効率が上がるんです。

ーちょっとマニアックな話…!
ですよね(笑)。他にも、タイヤだけで僕の身長より大きな車もありますし、バケットだけで乗用車1台分ぐらいの大きさがあるものもあります。機械もどんどん進化してるので、見ていると飽きないですね。

ホイールローダー。手前の先端部分がアタッチメント。夏は建設現場で、冬には除雪車としてオールシーズン活躍します。

こちらが大型のホイールローダー…ですが、「これでもまだ小さいほうですね」と高橋さん。

整備の繁忙期

ー整備はどのぐらいの頻度でしているんですか?
一般乗用車と同じように車検が2年に1度あります。さらに1年に1回、「特定自主検査」もあり…これも車検と同じように全体をくまなく検査します。古い機械だと1年でガタが出ることもありますし、安全のために常日頃からのメンテナンスは欠かせません。あとは稼働時間も目安にしていて、だいたい500時間走るとエンジンオイルの交換が必要になります。

ーやっぱり冬に整備が多いんですか?
実は冬よりも、夏の終わりから秋にかけてが多いですね。さきほどお話した通り、夏も使用されている機械が多いので、アタッチメントを切り替えるタイミングで整備したり、春から休んでいた機械を動かす前に点検したいというニーズが増えます。

ー建設機械の整備と普通自動車の整備って違うんですか?
エンジンがあって、トランスミッション(※)があって…と、基本的な仕組みは同じです。でも乗用車と比べてパワーはケタ違いですから、運転免許の上では「大型特殊」が必要となり、整備士免許も「自動車整備士」の他、「建設機械技能整備士」という専門の資格が必要となります。

※トランスミッション…変速機とも呼ばれる。エンジンの後ろに搭載され、エンジンからの回す力や回転数を、走行条件に合わせ増減および逆転をさせてタイヤに伝えるための部品

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Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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