今週も インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2024年9月9日〜9月13日ピックアップ分)
岩の上にちょこんとたたずむ、エゾナキウサギ。
大雪山で撮影なさったお写真でしょうか?あたりに赤く紅葉しているのはウラシマツツジのように見えます。
黒岳ロープウェイを運営する「りんゆう観光」のHPにも先週末、「黒岳の頂上付近でウラシマツツジが紅葉中です」との告知がありました。
厳密に同じ種類かどうか自信はないのですが、かつてアラスカの平地で、紅葉したウラシマツツジが、どこまでもずっと続く風景と出会ったことがあります。
ガイドをしてくれた知人は、ウラシマツツジの名を知らずに、その赤く色づいた葉を「ベアベリー」だと教えてくれました。
写真家の星野道夫さんも、アラスカで、ベアベリーなど、色づいたワイルドベリーの葉に、初霜が降りた写真をよく撮っていらっしゃいました。
ウラシマツツジの名前は、カメを助けたアノお方とはまったく関係なく、葉の裏に、たくさんの〝縞〟があることから、〝裏縞(うらしま)〟と呼ばれるのだそう。
大雪山から、ころげ落ちるようにしてやって来た秋が、やがて人里もすっぽりと包みこむことでしょう。
このお写真のキャプションにこうありました、「あれ!何かな?」と、不意に身構えるこぎつね…。見上げると、上空をトンビがゆっくり旋回していました、と。
親から独立したばかりの、この春に生まれた子ギツネでしょうか?
「よしよし、そのくらいの緊張感がある方がいいんだぞ!おそれることは、恥ずかしいことじゃあないんだから」って、この子ギツネに声をかけてあげたいです。
きょうだいの中でも勇気にあふれていて、怖れを知らない子が、親から独立してまもなく、命を落としてしまうことが多々あるのです。
逆に、何をするにも臆病で、警戒心がとても強い末っ子が、しばらくぶりに会うと、立派な青年キツネになっていることもしばしば。
この秋にたくさんの経験をして、そして冬が終わる頃には、ステキなお相手と出会うとこを祈っています。