2024.09.12

育む

「ランドセルはいりませーん!」断言するこうちゃんとの“ラン活”は意外な結末…背負った相棒に思いを託した日【室谷香菜子のいっくじ日記#7】

ちょっとドキドキしちゃう…

保育園も、保育園のお友だちも大好きなこうちゃん

「小学生にならない」「ランドセルはいらない」

そう話すこうちゃんに、まずは聞いてみました。

「え、なんで?教えて?」

「だって、保育園のお友達と離れ離れになるのがいやなんだよ…」

「小学生になるのは楽しみじゃない?」

「ん~…今のままがいい。ちょっとドキドキしちゃう」

なるほど。

息子の気持ちは痛いほどよく分かりました。

私も、昔も今も、”変化“を楽しむより、不安に思ってしまうタイプ。
だから”変わらないこと“が一番安心するし、心地よく感じます。

でも、変化を乗り越えて強くなったことも事実。

そこで、こう話してみました。

お誕生日も一緒にお祝いした大好きなお友だちは今小学1年生

「〇〇くんとおんなじランドセル、売ってるかもしれないよ!」

すると、とたんにこうちゃんの目が輝きます。

「え!かっこいいやつ!?」

「〇〇くん」というのは、こうちゃんが大好きな1つ年上のお友だち。
保育園が一緒でした。

去年、その大好きなお友達の買ったランドセルを羨ましそうに見ていました。

かぶせ部分(ふた)をくるっと簡単に開け閉めできる錠前に戦隊ものの変身バッジのようなオリジナルのデザインが施されていて、「かっこいい!」と特に男の子が喜びそうなビジュアルです。

「じゃあ、そのランドセルをまずは実際に見に行こう!」

そうしてこうちゃんと2人、大型ショッピングセンターへ行きました。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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