2024.09.10

暮らす

58歳の新人バス運転手の耳には補聴器…初採用の会社「はっきり言って救世主」

運転手確保に悩むバス会社にとっても…

一方、このバス会社は、企業の送迎バスに乗務する運転手の確保に悩んでいたとき、国の室蘭運輸支局を通じて大沢さんが運転手として就職を希望していることを知りました。

日軽北海道サービス事業部の松原浩二課長は「正直言って『救世主』です」とそのときの思いを語ります。

「会社でもリスクを負っても大丈夫なのかと議論はあったが、勇気を出して採用した」

北海道内で、聴覚障害者がバス運転手に採用されるのは初めてです。

大沢さんは「すごく喜んでうれしかった。自信を持って運転したいし遠距離の運転にも挑戦したい」と憧れの仕事に就き運転技術を磨いています。

早ければ9月下旬にも乗務に当たる予定です。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年8月19日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

この記事のキーワードはこちら

SNSでシェアする

  • X
  • facebook
  • line

編集部ひと押し

あなたへおすすめ

エリアで記事を探す

FOLLOW US

  • X