2024.09.10
暮らす一方、このバス会社は、企業の送迎バスに乗務する運転手の確保に悩んでいたとき、国の室蘭運輸支局を通じて大沢さんが運転手として就職を希望していることを知りました。
日軽北海道サービス事業部の松原浩二課長は「正直言って『救世主』です」とそのときの思いを語ります。
「会社でもリスクを負っても大丈夫なのかと議論はあったが、勇気を出して採用した」
北海道内で、聴覚障害者がバス運転手に採用されるのは初めてです。
大沢さんは「すごく喜んでうれしかった。自信を持って運転したいし遠距離の運転にも挑戦したい」と憧れの仕事に就き運転技術を磨いています。
早ければ9月下旬にも乗務に当たる予定です。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年8月19日)の情報に基づきます。