今週も インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2024年9月2日〜9月6日ピックアップ分)
リスが大好き!という方、お待たせいたしました…今週は「秋のリスまつり」です!
というのも、今週分の5枚のお写真を選んでいたら、たまたま全部、リスになってしまったのです。
まあ、それだけ、リスの活動が活発になる季節がやって来たということなのでしょう。
まだまだ夏だなー、なんて思っていましたが、木々は実をつけ、エゾシマリスが〝冬眠の準備〟を始め、エゾリスは冬の間に食べる食料を、土に穴を掘ってあちこちに隠しておいたりと、季節はめぐり、動物たちにとって森は、早くも秋の気配に包まれているのですね。
1日目は、クルミの実の、大きなかたまりを見つけたエゾリスさん。
「こ、これは…誰にも渡さずに、独り占めしてしまおう」なんて思ったのか、どうにかしていっぺんに運ぼうと試みたようですが…。
2枚目を見ると、「やっぱ、ムリだよなあ」と、小分けにして運ぶことに方針転換したようです。
いっぺんに運ぼうとして、ああでもないこうでもないと悪戦苦闘したあげくに、結局1個ずつ運ぶっていうのは、毎年のように目にする〝エゾリスあるある〟です。
でも、その気持ち、よ〜くわかりますよー。
2日目は、標高の高い〝お山〟で暮らすエゾシマリスちゃんです。
食べているのは、高山植物のコマクサでしょうか?花を持つ〝手〟が、なんともかわいらしいですね!
大雪山などの高い山では、初雪が降る〝平年値〟は9月25日、最も早い年だと9月6日に初雪が降りました。
なので〝お山〟で暮らすエゾシマリスたちは、冬眠準備のまっただ中に違いありません。長ければ200日にも及ぶ冬眠生活の間で、時々目を覚ましたときに食べる食料を、雪画降る前に、貯め込んでおかなくてはなりません。
エゾリスの冬眠用の巣穴から、10リットルものドングリが、見つかったことがあると聞きました。
コップに換算すると、およそ50杯にもなります。