2024.09.09

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「クマが弟を殺してしまって…」テープに残された事件の証言 100年前の記憶が今に語りかけること/石狩沼田幌新事件

石狩沼田幌新事件(いしかりぬまたほろしんじけん)。
1923年8月、祭りの帰り道の一団がクマに襲われました。

まず村田家の近くに住んでいた林健三郎さんがクマに襲われ、重傷を負います。

次に当時13歳だった村田家の8男・幸次郎が襲われ、一撃で死亡。

続いて母・村田うめ、7男の與四郎(よしろう)が襲われました。

初めての慰霊祭

私はうめの玄孫に当たります。

事件からちょうど100年の去年8月21日、村田家は初めての慰霊祭を開きました。

北見や上富良野町などから集まった、17人の親族。

事件のその後を生きた先祖たちが、つないできた命です。

村田孝(たかし)、84歳。

彼の父親・村田與四郎(よしろう)は、町に残された資料には、「死亡した」と書かれています。

しかし、実は生きていたのです。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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