2024.09.06

深める

“ヤングケアラー”支援へ「全道キャラバン」相談できる場所や人材に課題

家族の世話や介護をする「ケアラー」への理解を深めてもらおうと、北海道内を巡回する“出張講座”が始まりました。

“全道ケアラーキャラバン”は、日常的に家族の世話や介護をする“ケアラー”について理解を深めてもらおうと、北海道内のケアラー支援団体が企画したものです。

道の調査では、道内の支援人材や相談窓口が足りないことが課題となっていて、年末までに23の市町村で講座を開き、参加や協力を呼びかけます。

キャラバンに参加し、「自分も経験した」と話す人は「自分が“ヤングケアラー”だっていうことを、声に出しづらいというのはあるから、私たちもどんどん声をあげていく必要がある」と話します。

支援団体では、18歳未満の“ケアラー=ヤングケアラー”への支援体制を広げるため「ケアラー募金」も呼びかけています。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年8月13日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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