2024.09.03

ゆるむ

イルカの赤ちゃん誕生の秘話…2年の「妊活」におっぱいあげる訓練も【北海道・おたる水族館】

赤ちゃんのペースに合わせて…

「背びれが出ました。出ますそろそろ、出ました!」
「そうだそうだ いいよ頑張って」

飼育員の声が飛び交います。

生まれたのはメスの赤ちゃん。

お母さんと一緒に、元気に泳ぎだしました。

イルカ担当の飼育員・角谷茜さん
「産まれたときは本当にうれしいのと、メリー本当に頑張ったね!という感じでしたね」

イルカ担当の飼育員・佐久間穂菜美さん
「もう赤ちゃんに寄り添ってメリーもしっかり泳いでいたので、メリーの顔もお母さんの顔になっていたように見えて…」

これは、初公開となる、出産から1日たった19日の赤ちゃんとメリーの姿。

お母さんになったメリーが、赤ちゃんにおっぱいをあげています。

メリーは、あのトレーニングの通り、赤ちゃんのスピードに合わせてゆっくりと泳いでいました。

おたる水族館飼育部長の角川雅俊獣医師は「正常分娩と授乳という二つの大きなハードルは超えた」と顔をほころばせましたが、すぐに引き締めます。

「いまは順調ですけどここで油断せずに、これからいろいろな遊びを覚えてくると、予想外の行動も出てくると思うので、それも事故につながる可能性もあるので、メリーはしっかりした母なんですけど、われわれも十分観察を強化していきたい」

▼赤ちゃんは9月2日から一般公開開始!
「もう大きくなった?」イルカの赤ちゃん一般公開 お母さんに寄り添い泳ぎもすいすい

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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