2024.09.03

ゆるむ

イルカの赤ちゃん誕生の秘話…2年の「妊活」におっぱいあげる訓練も【北海道・おたる水族館】

先輩水族館からレクチャーを受けた重要トレーニング

おたる水族館youtubeより

メリーの出産までの道のり…。

バンドウイルカの出産が道内初のため、おたる水族館では、複数の「先輩」水族館に話を聞き、「一番重要」とアドバイスを受けた「授乳動作」のトレーニングに取り組みました。

おたる水族館飼育部長の角川雅俊獣医師が詳しく説明してくれました。

「ターゲットと呼ばれる指示する棒をおっぱいにあててゆっくり棒の先に合わせてイルカがスピードを調整してゆっくり泳ぐ、泳ぐ速度を調整するためのトレーニング」

イルカは、水中で泳ぎながら赤ちゃんにおっぱいをあげます。

お母さんイルカが速く泳いでしまったら、赤ちゃんはおっぱいを吸うことができません。

飼育員たちは、イルカの出産の経験がある鹿児島の水族館からレクチャーを受け、メリーとともに訓練を続けていました。

角川獣医師は「何年か前はこういう知識はわれわれには無かった。繁殖のためのトレーニングや検査データの取り方は日進月歩なので新しい情報を入れていかないと成功には結びつかない」と話します。

そして8月18日夕方…。

小さな尾びれが出てきました。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

この記事のキーワードはこちら

SNSでシェアする

  • X
  • facebook
  • line

編集部ひと押し

あなたへおすすめ

エリアで記事を探す

FOLLOW US

  • X