一方で、いま気になるのは新型コロナ以外の感染症。
とよひら公園内科クリニックでは「百日せき」が流行っていたといいます。
「新型コロナが出始めたとき、インフルエンザの患者が減ったというのがあったが、1つのウイルスが大流行すると、通常ほかの感染症が出ない。でも今年は新型コロナが少しおとなしいというか。いろんな感染症が増えている印象」
クリニックでは、百日せきや手足口病の患者がみられましたが、こちらは北道内全体でも感染者が増加しています。
百日せきでは、呼吸が苦しくなるほどのせきの症状があります。
今年、北海道内では83人の感染が報告されており、2024年8月時点で2023年の感染者数を上回っています。
赤ちゃんのときにワクチンの定期接種をした人でも、抗体が低下して、大人になってから感染するケースがあります。
そして、手足口病は、手のひらや足の裏、口内に水ぶくれができるものです。
函館・中標津・滝川など、道内15の保健所管内で「警報レベル」です。
これらは子どもに多い感染症ですが、とよひら公園内科クリニックの藤本院長によると、最近は大人でも感染する人がみられるということです。
藤本院長は、マスクを身に着ける人が減ったため、新型コロナ以外の感染症も広がっているのではないかと推測しています。
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