2024.08.25

暮らす

「オーロラが見える」ニュースが多いのはなぜ?実はまだまだチャンスが!

国内初とみられる幻想的な天体ショー。
夜空を赤く染めるオーロラと、流星群の「共演」が8月12日の夜、北海道内で観測されました。

なよろ市立天文台(8月12日午後11時半すぎ)

太陽の活動による大きな“磁気嵐”で、夜空を赤く染めた【低緯度オーロラ】と、ピークを迎えた【ペルセウス座流星群】の幻想的な天体ショーが見られました。

なよろ市立天文台(8月12日午後11時半すぎ)

今年5月ごろから、北海道内でもたびたび現れた【低緯度オーロラ】。
12日は、名寄のほか、北海道オホーツク地方の網走市や佐呂間町でも撮影されました。

太陽の活動が活発な時期を迎えていることもありますが、目にする機会が多くなった背景について、なよろ市立天文台の村上恭彦台長はこう話します。

「カメラが進化していて、さらに情報がSNSで共有される。今までも現れていたけど、観測の機会を逃されていたものが、着実に拾われるようになってきた」

肉眼ではほとんど見えないオーロラも、実はカメラで撮ると鮮明に写ります

HBCのクルーが、小さなデジタルカメラで撮ったオーロラも、こんなに鮮明に写りました。

なよろ市立天文台の村上恭彦台長は「1か月に1回ぐらいは、似たようなことが起こっているので、この1~2年は、非常に目が離せない時期が続く」と教えてくれました。

一生に一度は見てみたいオーロラを北海道内で…。

11年周期の太陽の活動の極大期は、来年夏ごろで、まだまだ撮影のチャンスがありそうです。

【低緯度オーロラ】は、肉眼では薄いピンクに見えますが、スマートフォンの“ナイトモード”などで撮影すると、肉眼以上にクッキリと写るようです。

いつ、どこでオーロラを観測できるかについては、正確に予測することは難しいので、SNSなどに観測情報が上がってから、動き出しても大丈夫かもしれません。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年8月13日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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