“いけまぜ”の空間に

3色のTシャツが混ざり合う会場は、まさに“いけまぜ”

会場では、障がいのある子どもたちとその家族はラベンダー、サポーターはピンク、そして実行委員は緑と、違う色のTシャツを着ています。

時間が経つにつれ、その3色のTシャツの人々が自然にまざりあい、会場には、いつのまにか“いけまぜ”の空間が広がっていました。

脳神経外科医で、NPO法人「障がい児の積極的な活動を支援する会 にわとりクラブ」の高橋義男理事長(75)

「いけまぜ夏フェス」を主催する、NPO法人「障がい児の積極的な活動を支援する会にわとりクラブ」の高橋義男理事長(75)は、脳神経外科医として、たくさんの子どもたちの命を救ってきました。

「病気を治療するだけでなく、子どもたちを社会に送り出すまでが自分の仕事」

そんな強い思いのもと、家の中に閉じこもりがちだった障がいのあるこどもたちとその家族が社会に混ざり合うきっかけを作りたいと、「いけまぜ夏フェス」の開催を25年以上続けてきました。

長年の活動に少しずつ手ごたえを感じながらも、「社会はまだまだ問題だらけ…」と話す高橋理事長。

障がいのある人もない人も、誰もが少しずつ助け合って生きるやさしい社会の実現を目指して、活動を続けていくつもりです。

来年2025年の「いけまぜ夏フェス」は、北海道京極町で開催される予定です。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年8月8日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

この記事のキーワードはこちら

SNSでシェアする

  • X
  • facebook
  • line

編集部ひと押し

あなたへおすすめ

エリアで記事を探す

FOLLOW US

  • X