2024.08.18
深める皆さんは、家の近くに「行きつけの書店」はありますか?
新しい本との出会いがある「書店」の数が今、全国で減り続けています。
そんな中、北海道内で「生活の中に本屋さんがある風景」を守ろうとする人たちを取材しました。
国道沿いにある北海道留萌市のショッピングセンターです。
マチでただ1軒の書店があります。
開店は午前10時。待ちかねた子どもたちが、やってきました。
5歳、2歳、0歳のママのお目当ては、こどもの絵本です。
書棚には、今拓己(こん・たくみ)店長(75)のこだわりが詰まっていました。
「課題図書と自由研究の本、夏休み用に。子どもの本が一番神経使う」と笑います。
10分ほど棚とにらめっこしているのは、高校3年生。
受験生のかき入れ時=夏休みを前に、参考書選びに余念がありません。
物理、化学の参考書と一緒に買ったのは、発売になったばかりの小説「記憶アパートの坂下さん」。
そんな留萌ブックセンターが開店したのは、2011年7月のことです。
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