HBCの番組の「歴史散歩」のコーナーでもおなじみの街歩き研究家・和田哲さんは、中島公園エリアについて「こんなに変化の激しい公園はあまりない」と話します。
中島公園の特徴のひとつが、とても「施設が多い」こと。
ただ緑があるオープンスペースではなく、時代のニーズに合わせた施設が作られてきました。
そもそも明治時代、中島公園ができたきっかけも、市民からの「大規模な催しを開く会場」を求める声でした。
大正時代には『博覧会』も開かれたといいます。
それからずっと、中島公園は「イベント会場」であり続けてきました。
街歩き研究家の和田さんは「戦後の歴史を見ると、80年代ぐらいまでは割と子どもが楽しむ場所だった。だんだん大人向けの施設が増えてきましたよね」と話します。
いま検討されているMICE施設の建設にともない、隣接する札幌パークホテルが建て替えられます。
周辺でも新たなホテルや複合ビルの建設が進むことで中島公園エリアの楽しみ方が変わってくると、和田さんは見ています。
「公園を訪れる人には、道路を挟んだこちらのマチは、一部を除いてあまり訪れる場所ではなかった。公園を訪れた人とこちら側の施設を訪れた人がお互いに交流するというか、公園を含む一つのマチがこれからできていく感じがします」
明治時代に生まれた「中島公園」ですが、このエリアが今後どう変わっていくのか注目です。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年7月23日)の情報に基づきます。
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