2024.08.10
ゆるむ「身近なものこそ、きれいに」
道路脇に生えている名前も分からない花、雑草、木、雲、まっすぐ続く道。
いつも見ていて何も感じていない風景も、少し違った角度の視点で、いろいろな物を生かした撮り方をすると、不思議と、きれいな撮影対象物へと変化します。
今回はHBC帯広放送局のカメラマン・大内孝哉さんが撮影した、札幌の花々をご紹介します。
【前編:「身近なものこそ、きれいに」テレビカメラマンの撮影ポイント解説 札幌の花々を見つめる】
・撮影場所 札幌
・撮影時期 2023年6月
・シャッター速度 1/200
・絞り f/5.6
・ISO 200
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom
・カメラ SONY a7Ⅳ
アジサイが咲き誇る時期は、雨が降るとシャッターチャンスです。
晴れた日の鮮やかなアジサイも好きですが、雨の日との相性もとても良いのです。天気が悪くてもきれいな花です。
一面に広がるアジサイではなくても、路上やご自宅の庭に咲いているわずかなアジサイでも、十分きれいな写真が撮れます。これも路上に咲いていたアジサイです。
雨露が残るしっとりとした雰囲気。アジサイにしか出せない持ち味だと感じています。
・撮影場所 札幌
・撮影時期 2021年9月
・シャッター速度 1/250
・絞り f/13
・ISO 125
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom
・カメラ Nikon D7200
道内でもコスモスの名所は何ヶ所かありますが、「秋桜」と書く通り、秋になると名所に行かずとも、いたるところで色とりどりのコスモスが咲き誇っているのを目にします。
このときは、背の高いコスモスを、ローアングルで撮影しました。
コスモスは青空との組み合わせがとても合います。