2024.08.14

ゆるむ

キュートすぎるエゾリス兄弟 「兄ちゃん…怖い動物とかいない?」「もうちょっと様子を見てみよう」

ことしは〝過去2番目〟の記録に!

撮影:@yukinori.tamura さん

日の出に近い時間のお写真でしょうか?
サカナをくわえて、川を飛び立ったのは、シマフクロウです。
シマフクロウは、カラダに「縞(しま)」があるわけではなく、「島」のフクロウ、つまり、北海道にしかいないフクロウということで、その名前がつけられました。
翼をひろげると180cmにもなる、日本最大のフクロウです。
そのような大きなフクロウが巣をつくる巨木や、ふんだんにエサをとることが出来る自然河川がどんどん失われたために数を減らし、1970年代には約70羽まで減少したといいます。
その後、保護増殖事業が始まりました。
先日、環境省は、ことしのシマフクロウ標識調査でで、44羽のヒナに標識(足環)をつけたと発表をしました。
去年は47羽で過去最高でしたので、過去2番目に多いことになります。

ちょっと怖いけれど・・お外が気になるお年頃?

撮影:@masaphoto1126 さん

「兄ちゃん…怖い動物とかいない?」「もうちょっと様子を見てみよう」そんな会話が交わされているのかも知れません。たぶん今年の春に生まれたエゾシマリスのきょうだいなのでしょう。
ちょっと怖いけれど・・お外が気になるお年頃なのかな?

巣穴から顔をのぞかせて、天敵が近くにいないか、確認しているようです。
リスの巣は、なんとなく〝木の上〟というイメージがあるかと思いますが、エゾシマリスの場合、地面に掘った穴の場合が多いです。エゾシマリスは、2000mを超える山にも暮らしていて、早ければ9月の上旬には冬眠してしまうので、6か月ぶんの食料を、冬眠用の巣穴に貯め込むのに、ほっぺたをパンパンにふくらませて、せっせと食べ物を集める姿を、もうすぐ見ることが出来るでしょう。

文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa

インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトでは、フォローしていただいた方に、北海道の動物たちのかわいい写真を、月〜金曜日の毎日、インスタグラムで配信しています。

「北海道3大かわいい動物」プロジェクト

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