2024.08.05

食べる

これ1つでパン作りも炊飯もできる!便利すぎる「メスティン」活用術【アウトドアでも家でも】

8月5日はなんの日か、みなさんご存知ですか?

正解は…「山ごはん」の日!

私、HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)は、「登山」と「山ごはん」が趣味!いつもの連載では、山登り初心者でも楽しめる、お手軽✕絶景の山をご紹介しているのですが、今回は「山ごはんの日」を記念して、「メスティン」の活用術をご紹介します。

山ごはんだけでなく、おうちごはんでも活用できますよ!

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが

山ごはんの日 メスティンに注目!

私が登山を始めるきっかけになったのが、マンガ「山と食欲と私」 (Ⓒ信濃川日出雄/新潮社)です。
その主人公・日々野鮎美が「山ごはんの日公式もぐもぐアンバサダー」なんです。

今回注目したのが、アウトドアでよく使われる四角いクッカー、メスティン。

メスティンで作ったラーメン

お弁当箱のような見た目で、とても軽いのが特徴。これ一つあれば、ご飯を炊く、具材を炒める、蒸す、煮る…などのすべてができる最強のギアなのです。
今回はメスティンを使った、①お米の炊き方②パンの焼き方③オススメレシピをご紹介します。

①キホンのキ!メスティンで炊飯

【材料】

・お米1合(150グラム)
・水(200ミリリットル)

【作り方】

①お米と水をメスティンへ!

私が使っているメスティンは、持ち手の接着面の「丸ポチ」を目印に、真ん中まで注げば、ぴったりの水量になることを発見しました。

②ふたをして、強火→弱火で10~15分

チリチリと音がなったら火から下ろします。

③タオルにくるんで10分ほど蒸らす

面倒なときはそのまま食べていますが、蒸らしたほうがおいしいです。

ふっくらツヤツヤのお米が炊けました。個人的には、炊飯器で炊くよりおいしい!

ポイント

・炊く前に、お米を浸水させておくと失敗が少ないです。
私は、米と水をまとめてジップロックに入れて、山に登る間に浸水させています。

・蒸らすとき、底面が上になるようにひっくり返しておくと、よりお米が均一にふっくらします。

山頂で食べる炊きたてごはんは、ぜいたく極まりないですよ~!たとえ焦げても良い思い出です。

②挑戦!メスティンでパンを焼く

【材料】

・強力粉 150グラム
・塩 ひとつまみ
・水 80ミリリットルくらい
・ドライイースト 3グラム
・砂糖 小さじ1
・バター 10グラム

【作り方】

~家での下準備~

①材料を全て混ぜて、耳たぶくらいのかたさにする

②2回発酵させます。
(1回目が、40度で50分程度。私はオーブンで発酵させましたが、オーブンがない方は、温かい場所に時間を長めに置いて、様子を見てみてください。むくむくふくらんできます)
(2回目が、常温で15分程度)

③クッキングシートをメスティンの形にそって敷き、パン生地を詰めて山へ。
山でちぎって食べやすいように、適当な大きさに丸めてから入れました。

~山頂で、いざ焼きます!~

④ごく弱火で、それぞれの面を5~10分ずつ焼いたら、完成~!

ポイント

・パンの3次発酵を登山中に行っているイメージです。登る前よりさらに、ふかふかにふくらんでいました。
・お好きなトッピングで楽しむのもおすすめです。個人的にはメープルシロップがぴったりでした。パン自体の甘さは控え目なので、チーズや野菜などをはさんで食事パンとして楽しむのもおいしそう!

山ごはんとしては相当面倒ですが、一度やってみていただきたいです。

準備の段階では「一生やらない」と思ったのですが、山頂で焼きたてのパンは…一生忘れられないほど、おいしかったです。

わかりにくいので、SitakkeのYoutubeで公開している動画も参考にしてください。

次回の記事では、メスティンを使ったおすすめレシピ3選をご紹介します!
便利!「メスティン」の簡単レシピ3選 山ごはんにも、おうちごはんにも大活躍

※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが
北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里が、趣味である「登山」と「山ごはん」を紹介します。
初めて登山をする方は、まずはこちらの記事から:「初めて登山をするあなたへ

文:HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。HBCテレビ「グッチーな!」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」、HBCラジオ「平野龍一のミライの扉」を担当。登山歴3年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中

編集:Sitakke編集部IKU

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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