2024.07.30
深めるさて、日本がセックスレス大国であることは、この連作"性の悩み"の1回目にも記しましたが。
興味深いのはその理由。実は男女ともに「疲れているから」というのがトップ3にランクインしているんです。
(参考:マイナビニュース・夫婦のセックスレスに関する実態調査©レゾンレートル株式会社)
いやぁそうよねぇ、このコラム内で何度となく言ってきたけれど、この動乱の現代社会、生き抜くのすら割とどなた様も必死じゃん?(少なくともあたしは超絶波乱大必死爆走人生女装 ←なんか戒名みたい(???))
だから、まるちゃんやまるちゃんのパートナーさんも、そもそもまず毎日お疲れ様ぁ。
そんな中でも、相手との身体的コミュニケーションをしっかり大事に思い、そこから今後についてまでも考えることができている(だからこそ悩んでもいるんだろうけれど)、まるちゃんの姿勢は素晴らしいなぁと思います。
その上でなんだけれど。
きっとまるちゃんもそうだけれど、パートナーさんも今きっと、ふたりの"性活"についてはしっかり悩んでいそうだよね(「ごめんね」というセリフやその後のハグはあっても……なところに、その片鱗を感じる)。
なんなら、その悩みを抱えることで、お互い精神的にも、肉体的にも。より疲れちゃってるところはあるんじゃないかしら。
だからまず、どちらも一回深呼吸してリラックス。
疲れを一旦忘れられるよう、一緒にただのんびりしてみてほしいの。
そして休んだ後、もしもそれぞれ余力が出てきたら、そこからまるちゃんには、例えば相手とセックスについてしっかり意見交換を行うだったり(第1回のアドバイス)、パートナーにいろんなアプローチを仕掛けてみながら、その過程で性を相対化する方向に自分自身をマインドセットするだったり(第2回のアドバイス)、本人が(そして、可能なら相手も)ポジティブになれるような方向性で、ぜひいろいろトライしてみてもらいたいなぁと思ったりするんだけれど。
よくよく考えると、話し合うってのはすごく時間もパワーも使う、ある意味しんどい取り組みだったりするし。
種々のアプローチやマインドセットだって、ひとりでそれを上手にこなせているのかわからなくなったりもして、そのせいで余計迷っちゃうことだってあるわよね。
自分でアドバイスしておいてなんなんだけれど、とっかかりとしては割とハードル高めだったりするのかなぁ。
もっと気軽にはじめられること、それをまるちゃんに伝えるのが自分今回のやるべきことなのかなぁと、タブレットのキーボードに指を走らせつつ考えていたあたしだったのでした。