例えば…子どもたちが日中運動会をして、元気に帰ってきたその後…
夕方を過ぎたころからぐったりして、夜寝るころには意識が朦朧としてくる、なんていうケースもあるといいます。
熱中症対策に詳しい、済生会横浜市東部病院患者支援センター長の谷口英喜医師に聞きました。
「これはやはり昼間はそういうところで活動していたために起きる、時差熱中症の一つ」
「時差熱中症」は暑い場所から離れても、数時間後に症状があらわれることがあるため、24時間は警戒が必要です。
また、大人は暑い日中に仕事などで動き回り、夜、この季節はビールとかアルコールを飲みたい!なんてケース、心当たりありませんか?
谷口医師は「水分補給とかしないで、そのままアルコールだけを飲んでしまうと、アルコールは脱水を引き起こすから、それが引き金で熱中症を起こすということもある」と注意を呼びかけます。
「暑いところで活動したら、24時間ぐらいは無理をしない」
「無理をしない」というのは、
・暑くなるような活動をしない
・過度の飲酒を避ける
・十分休息を取る
「そういうことを心がければ、たとえ昼間に熱中症になりそうになっても、私たちの体は回復力があるから、自然と回復してくれる」
熱中症は繰り返す人が多いうえに、日本人の10人に1人は熱に弱い体質だといいます。
何度も熱中症にかかる人は、専門機関での検査も必要です。
連載「じぶんごとニュース」
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年7月18日)の情報に基づきます。
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