2024.07.28

暮らす

「子どもの熱中症」気温30℃で体感は37℃超!昼間に元気でも…「時差」にも注意

時差熱中症は24時間警戒を

例えば…子どもたちが日中運動会をして、元気に帰ってきたその後…
夕方を過ぎたころからぐったりして、夜寝るころには意識が朦朧としてくる、なんていうケースもあるといいます。

熱中症対策に詳しい、済生会横浜市東部病院患者支援センター長の谷口英喜医師に聞きました。

「これはやはり昼間はそういうところで活動していたために起きる、時差熱中症の一つ」

「時差熱中症」は暑い場所から離れても、数時間後に症状があらわれることがあるため、24時間は警戒が必要です。

また、大人は暑い日中に仕事などで動き回り、夜、この季節はビールとかアルコールを飲みたい!なんてケース、心当たりありませんか?

谷口医師は「水分補給とかしないで、そのままアルコールだけを飲んでしまうと、アルコールは脱水を引き起こすから、それが引き金で熱中症を起こすということもある」と注意を呼びかけます。

「暑いところで活動したら、24時間ぐらいは無理をしない」

「無理をしない」というのは、
・暑くなるような活動をしない
・過度の飲酒を避ける
・十分休息を取る

「そういうことを心がければ、たとえ昼間に熱中症になりそうになっても、私たちの体は回復力があるから、自然と回復してくれる」

熱中症は繰り返す人が多いうえに、日本人の10人に1人は熱に弱い体質だといいます。

何度も熱中症にかかる人は、専門機関での検査も必要です。

連載「じぶんごとニュース

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年7月18日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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