ことしの1月19日に、〝鶴居村のマナカナ〟として、北海道ではなかなか見ることが出来ない、マナヅルとカナダヅルが、鶴居村で冬を過ごすタンチョウに混じって姿を見せているのをご紹介させていただきました。
そのときにお写真を提供いただいた @ksnhdk505さんの、新たなスクープ写真です!
鶴居村にいた〝マナカナ〟と同じ子かどうかはわからないとのことですが、左からカナダヅル、中央がタンチョウ、右がマナヅル。
マナヅルは、夏は、中国・モンゴル・ロシアなどで繁殖し、冬になると、日本の九州などにも越冬で訪れます。
カナダヅルは、北アメリカやシベリアなどで繁殖し、冬になるとアメリカの南西部で越冬しますが、ごくまれに〝迷鳥(迷ってしまい姿を見せた鳥)〟として、日本でも、冬の目撃例が報告されていました。
そんな2羽の〝珍客〟とタンチョウとの3種類のツルが、これだけキチンと並んで写っている写真は、私の知る限り初めてのもの!です。
なぜ仲間と離れて暮らしているのか?は想像できませんが(*気象変動や生息環境の悪化といった理由でなければいいのですが…)、ことしの冬、鶴居村で、この〝奇跡の3ショット〟を見てみたいですねー。
とっても貴重なお写真を、ありがとうございました。
文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
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