2024.07.25

深める

【悩み】他人から容姿のことをとやかく言われ、ストレスMAX…。どうやって気分を晴らせばいいの?#66

「自分がOKと思える自分」であることを諦めないで

そう、いももちさん。
あたしたちさ、ルッキズムに基づくものとどまらず、きっとこれからもいろんな不条理に直面して苦しむこと、それぞれあるんじゃないかなってあたしは思うの。だって、世の中って本当に不可解な動きをしがちなものだから。
そんな時、本来であればそうした不条理、もたらしている側の方々がおかしいわけだし、そこにこそメスがまず入るべきだとも思うんだけれど……。

その前に。
あたしたちは、そんな不可解で不本意なものたちが自分の身に降りかかってきても、自分が認めている自分、自分がOKと思える自分であることをまず諦めずに、プライドを輝かせながら生き抜いてやるってお互い誓うことにしましょうよ。ちょうど、レネーのように。

「ただでさえ毎日生きるだけで精一杯」という、同じ感覚を抱えたあなただからこそ(本当に大変よねぇ、生きるって)、これからも「あたしと一緒に」とまではいかずとも、別々の場所ででもいいから同じ空の下、共に笑っていることにしようじゃないの!って、あたしは伝えたい。

ルッキズムに負けない、自分らしい自分であるために。
今回紹介した映画やあたしの言葉が、少しでもいももちさんの支えになってくれればなぁと願っています。

画像はイメージです(pixta)

ま・と・め♡

というわけで今回は、ルッキズムがはびこり、外見至上主義が根深いこの世界をどう乗り越えていくか、お気に入りの映画紹介も兼ねて書かせていただきました!
ちなみに『アイ•フィール•プリティ』の監督が作っている他の作品も、面白くて元気の出るものが多いので、ぜひご覧あれ〜。

しっかし本当に今年の夏もあっついわね!
窓エアコンを導入して、去年よりははるかに快適な生活を送っているあたしですが、それでも溶けそう……(突然の生活感)。

みんなも熱中症などには十分ご注意を。
ではではまた今度。Sitakkeね〜!

***
文:満島てる子
イラスト制作:VES
編集:Sitakke編集部 ナベ子
***

満島てる子:オープンリーゲイの女装子。北海道大学文学研究科修了後、「7丁目のパウダールーム」の店長に。LGBTパレードを主催する「 さっぽろレインボープライド」の実行委員を兼任。 2021年7月よりWEBマガジン「Sitakke」にて読者参加型のお悩み相談コラム【てる子のお悩み相談ルーム】を連載中。お悩みは随時募集しています。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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