暑い日が続きますね。
インスタでは、「この写真で涼んでください」とか「熱中症の予防に(*予防にはなりませんので、念のため)」と、冬に撮影された、涼しげなお写真の数々が登場しています。
「きょうの1枚」は、その中からのご紹介。
寒さをしのぐために、羽と羽の間に空気をため込んで、ふっくらと、もふもふにふくらんだシマエナガちゃん。
よくまー、こんなまん丸な物体が空を飛べるなーって思っちゃいますね。
@y.odamon さんは、シマエナガの写真を撮るために、本州から〝北海道通い〟をなさっていらっしゃる、まさに〝シマエナガ沼〟にハマっちゃった方のおひとり。いま本州は、マジ暑いんじゃないでしょうかねー、北海道以上に。寒〜い冬が、なんとも恋しいですね…。
とはいえ、どんなに寒い冬でも、シマエナガの撮影となると、深い雪をかきわけながらとんでもない距離を歩いたりしなければならなくって、ダウンジャケットの中は、夏と同じくらい〝汗だく〟になってしまうのが常なんですよね、これが(笑)
子ジカなのでしょうか?
大きな目や長いまつ毛もさることながら、とても大きな耳が特徴的ですね。このお写真のキャプションにもこうありました、「いっぱいお話聞いてくれそう」と。本当に!
大きな目をときどきパチパチとまばたきしながら、時々首をコクりとしながら、たくさんお話を聞いてくれそうですね。
こんな、かわいらしい話し相手になら、話をしているこちらも、素直な気持ちになれそうです。
あらら、どうしたのでしょう? お顔が、泥だらけですね。
まさか〝泥パック〟でお顔のお手入れ…ではないとは思いますが…。
きっと美味しいごちそうを探すのに夢中になって、穴を、掘り掘りしちゃったんでしょうね。
リスといえば、〝木の上にいる〟というイメージが強いかもしれませんが、エゾシマリスの場合は、地面にいることが多く、冬眠するときなどには、土を1メートル以上、まれに3メートル以上掘って巣穴にします。
エゾシマリスが冬眠に使う巣穴を研究した方によると、地面の下には、アリの巣のように、通路といくつかの部屋があり、食べ物の貯蔵庫、トイレ、寝室などが作られているのだそう。
一方で、同じく北海道で暮らすエゾリスは、木の穴などに巣を作り、行動するのも木から木を伝ってということが多く、その点ではちゃんとした〝棲み分け〟がなされているのかもしれません。
ただ、エゾシマリスも、エゾリスも、土に穴を掘って食べ物を〝隠しておく〟のは同じなので、どちらもときどき顔が泥だらけになってしまいますね。
文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトでは、フォローしていただいた方に、北海道の動物たちのかわいい写真を、月〜金曜日の毎日、インスタグラムで配信しています。