こちらは、“日本一敷地面積が広いパン屋さん”としてテレビ番組でも取り上げられた「ますやパン麦音」。2024年6月に惜しまれながら閉店した「イトーヨーカドー帯広店」のすぐ近くで、帯広駅からは車で約10分の場所にあります。
こちらで食べられるソフトクリームは、「グラシエ・ミルクソフト」。帯広にある「ル・グラシエ・トカチ」の岸本シェフが、この店のためにオリジナルレシピを考案したソフトクリームです。スイーツのようなソフトクリームにしたいという想いで作られたソフトクリームですが、香料などの添加物は一切使われていません。
使用する牛乳は、十勝の士幌町(しほろちょう)にある「古田牧場」から直送された生乳です。クリーミーで口当たりがよく、スイーツ感がたっぷり。岸本シェフの技が光る一品です。
そしてこちらのソフトクリームには、パン屋さんならではの特長が。なんとお店で売られている好きなパンに、ソフトクリームをトッピングしてもらえるのです!トッピングの仕方は、担当するスタッフによって違うのだそう。
筆者は『カボチャのデニッシュ』にトッピングしてもらいました。デニッシュ生地と、ソフトクリームの相性はバッチリ。中のカボチャ餡とソフトクリームを合わせるとクリームの滑らかさが際立ち、ひんやりとしたカボチャスイーツを食べているかのよう。カボチャの甘さと、ソフトクリームの甘さが互いに引き立てあっています。
販売にあたって広報の大川原(おおかわはら)さんは色々なパンで試作してみたそうですが、意外と『アンドーナツ』との相性が良かったのだとか。
人気があるのは『メロンパン』や『ちぎりパン』、『リンゴのデニッシュ』などです。上川酒造の酒粕を使った『酒粕白あんパン』にトッピングすると、酒粕ソフトのような味わいに変化。
もちろん普通のコーンでも食べられます。コーンに使われている小麦も100%北海道産。月平均1,000本、多い月には1,500本以上売れることもあるのだそう。
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