2024.07.10

暮らす

その飲み方で大丈夫?夏の水分補給に思わぬ危険…“ペットボトル症候群”に要注意

その飲み物、砂糖はどれくらい入っている?

“ペットボトル症候群”は飲み物をがぶ飲みすることが多い男性がなりやすく、特に肥満気味の若い男性に多いと言われています。

では、どのくらいの糖質が含まれているのか…愛知県の豊川保健所が、次のようなデータを公表しています。1本3グラムのスティックシュガーに換算して、何本分になるかを表したデータです。

■《ペットボトル飲料 糖質の量(500ml)》
・麦茶・緑茶@0本分
・スポーツドリンク@9本
・カフェオレ@14本
・オレンジジュース@17本
・コーラ@19本
・リンゴジュース@20本

対策は?

それでは“ペットボトル症候群”にならないためにどうすればいいのでしょうか?

■《ペットボトル症候群の対策》
・甘い炭酸飲料などの糖質入りのドリンクを毎日飲まない。
・水・お茶・低糖質のスポーツドリンクで水分補給。   
・低糖質ではないスポーツドリンクは1日1本(500ml)。または薄めて飲む。

飲み残しにも注意!

そして、ペットボトル飲料についての注意は“飲み残しの放置”です。
                    
一度口をつけたペットボトルを放置した場合、どのくらい細菌が増えるのでしょうか。
栃木の“宇都宮市衛生環境試験所”が行った実験データがあります。口をつけて飲んだペットボトルを、30度で48時間放置した結果です。

・「ミルクコーヒー」の細菌数は1mlあたり3億個以上。飲んだ直後と比べ30万倍以上
・「麦茶」の細菌数は1mlあたり3万個以上。飲んだ直後と比べ10倍以上

細菌を増やさないためには、どんな対策が必要なのか…ポイントは3つです。

■【細菌を増やさない対策】
①コップなど他の容器に移して飲む。
②冷蔵庫で保存。
③早めに飲み切る。

暑い日がこれから続きます。
この夏は、熱中症を防ぐためにも、まずはしっかり水分補給を取りながら、ぜひ“飲み方”にも注意してみてください。

連載「じぶんごとニュース

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年6月27日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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