“ペットボトル症候群”は飲み物をがぶ飲みすることが多い男性がなりやすく、特に肥満気味の若い男性に多いと言われています。
では、どのくらいの糖質が含まれているのか…愛知県の豊川保健所が、次のようなデータを公表しています。1本3グラムのスティックシュガーに換算して、何本分になるかを表したデータです。
■《ペットボトル飲料 糖質の量(500ml)》
・麦茶・緑茶@0本分
・スポーツドリンク@9本
・カフェオレ@14本
・オレンジジュース@17本
・コーラ@19本
・リンゴジュース@20本
それでは“ペットボトル症候群”にならないためにどうすればいいのでしょうか?
■《ペットボトル症候群の対策》
・甘い炭酸飲料などの糖質入りのドリンクを毎日飲まない。
・水・お茶・低糖質のスポーツドリンクで水分補給。
・低糖質ではないスポーツドリンクは1日1本(500ml)。または薄めて飲む。
そして、ペットボトル飲料についての注意は“飲み残しの放置”です。
一度口をつけたペットボトルを放置した場合、どのくらい細菌が増えるのでしょうか。
栃木の“宇都宮市衛生環境試験所”が行った実験データがあります。口をつけて飲んだペットボトルを、30度で48時間放置した結果です。
・「ミルクコーヒー」の細菌数は1mlあたり3億個以上。飲んだ直後と比べ30万倍以上
・「麦茶」の細菌数は1mlあたり3万個以上。飲んだ直後と比べ10倍以上
細菌を増やさないためには、どんな対策が必要なのか…ポイントは3つです。
■【細菌を増やさない対策】
①コップなど他の容器に移して飲む。
②冷蔵庫で保存。
③早めに飲み切る。
暑い日がこれから続きます。
この夏は、熱中症を防ぐためにも、まずはしっかり水分補給を取りながら、ぜひ“飲み方”にも注意してみてください。
連載「じぶんごとニュース」
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年6月27日)の情報に基づきます。
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