2024.07.05

育む

馬や牛の専門獣医師×ママライターがゆく!動物ふれあいスポットとこころ育む「アニマルセラピー」の世界をご紹介♡【新連載】

獣医師からライターに転身した背景とは

息子の出産から育休を経て職場復帰したあと、子どもの体調不良のたびに仕事を休まなければならない場面が多いことに気づきました。

これは本当に、子育てをするお母さん、お父さんみんなが通り、考え、悩む場面ですよね。

私のように牧場を回って働く獣医師は、当然ながら牧場に行かなければ仕事ができません。

抱えている仕事を同僚に任せるのも、急に長期間休むのも申し訳ない気持ちでいっぱいで、「獣医師としてこの先続けていけるのだろうか…」と不安な気持ちを抱えていました。

うまく両立して活躍している女性獣医師がいる一方で、私は子育ても同じくらい頑張りたいという気持ちがありました。

そして、どっちも中途半端になっている状況から抜け出すことを決意。

夫の転職をきっかけに、退職に踏み切り、安平町に移住しました。

私は子どもに寄り添いながら働ける仕事を求めて、牛と馬の獣医師として経験してきたことや動物の知識を多くの人に伝えていける「在宅ライター」に辿り着きました。

犬や猫などのペットに関することだけでなく、獣医学的な知識をわかりやすくお伝えする記事など、動物関係の記事を中心に執筆しています。

現在は撮影技術を習得し、フォトグラファーとしても活動しています。

牛や馬がどこよりも身近な北海道で…子育てで感じる幸せ

北海道ならではの大自然と、たくさんの動物たちと共生する環境で子育てをすることは、たくさんのメリットがあると感じています。

東京出身だからこそ、東京では経験できないことがたくさん経験できると実感しており、今の環境で子育てできることがとても幸せです。

よく「地方にはなにもない」と言われがちですが、私はそうは思いません。

東京にはない魅力が、北海道にはあります。

子どもたちが大きくなったとき、動物とふれあった楽しい思い出を少しでも覚えていてくれたら、未来の動物たちとの共生社会もさらに良いものになるのではないでしょうか。

MERIが伝える、動物とのふれあいスポットと魅力のポイント

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

Sitakkeの記事のなかで動物たちの魅力を正しく伝えていき、子どもたちが動物を好きになるきっかけを作れたら幸いです。

また、動物とのふれあいを通じて、毎日の育児や家事、お仕事を頑張っているご家族も一緒にぜひ癒されてくださいね!

次回からは、私のおすすめの動物ふれあいスポットと、おすすめポイントをお伝えしていきます。
ぜひお楽しみに!

乳しぼりや生キャラメル作りも!子どものこころを育む「観光牧場」の楽しみ方って?獣医師ママライターが解説|北海道・千歳市東丘「箱根牧場」

文:MERI
1991年生まれ、1児の母。東京都出身、2016年より北海道に移住し現在は安平町在住。
牛と馬の産業動物獣医師として勤務したのち、ライター&カメラマンに転身。動物やペットに関する記事を多数執筆。大学時代には馬の飼養管理を担当しながらアニマルセラピーの研究を行う。動物に関する豊富な知識と経験を生かし、動物とのふれあいを積極的に取り入れる子育てを実践中。

編集:Sitakke編集部あい

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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