2024.07.05
育む神奈川県にある麻布大学へと進学し、実家から電車で1時間かけて6年間通いました。
大学には犬や猫のほか、牛や馬、豚などがいて、研究室の学生たちや馬術部の部員で世話をしていました。
大学時代に所属していたのは「介在動物学研究室」。アニマルセラピーや、ヒトと動物の共生について学びました。
その中でも私が研究していたのは ホースセラピー についてです。
私が研究室内で所属していたのは馬チーム。
障がいを持っている方とのふれあい活動や乗馬会などを定期的に実施し、馬の魅力をたくさんの人に伝える活動をしてきました。
馬は、身体は大きく、力ももちろん強いですが、元来心穏やか。
正しく接することで、きちんとこちらの思いに応えてくれます。
大学では、ポニーたちの調教もしていましたが、正しく向き合って根気強く教えていくと、「お手」ができたり、こちらの合図でフレーメン(歯や歯ぐきを見せて「笑う」ように見える現象)をしてくれたりするんです。
ふれあうことだけでもとても癒しをくれる存在ですが、実はほかにもたくさんのメリットを、私たちに与えてくれるのです。
たとえば乗馬。
座っているだけに見えても、全身の筋肉を使うため、体幹の筋肉トレーニングになります。
また、馬に乗っていると視点が高くなりますよね。
いつもと違う新しい景色が見られ、刺激をもらえることもメリットのひとつです。
動物とふれあうことによって、幸せホルモンと呼ばれる「オキシトシン」が分泌され、ストレスを和らげる効果があると分かっています。
子どもたちにとって良い影響があることはもちろん、家族も一緒に癒されてみんなで幸福度を上げていけるかもしれません。
Sitakkeでは、大学時代に学んだことを生かし、そんな 動物とのふれあいの魅力 についてお伝えしていきたいと思っています!