2021.08.31

ゆるむ

【大ヒット公開中】おっさん2人が初見で『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』を見てきたら大切なことを思い出した。

8月20日から全国東宝系で公開中の『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ファイナル」。今回はこの映画の魅力について、本記事の筆者である“「かぐや様は告らせたい」を初見でみたおっさん”の率直な感想を記させていただきたいと思う。

【おさらい】そもそも「かぐや様は告らせたい」ってどんなストーリー?

恋愛は戦。「告白(好きに)した(なった)方が負け」なのである!!

累計部数1500万部を超える大ヒット漫画を実写化し、2019年9月に公開され大ヒットを記録した『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』。

将来を期待されたエリートたちが集う私立秀知院学園を舞台に、お互いに好意を抱く生徒会会長・白銀御行(平野紫耀)と副会長・四宮かぐや(橋本環奈)が、相手に告白させるために恋愛バトルを繰り広げるというストーリー。

前作、学園史上最も白熱する戦いとなった「第68期生徒会長選挙」。御行とかぐやの選挙戦は終結したものの、2人の恋愛頭脳戦には決着がつかないまま幕を閉じた。

今作では、会計・石上優(佐野勇斗)、書記・藤原千花(浅川梨奈)に、新メンバー・会計監査の伊井野ミコ(影山優佳)を加え、再び集結された生徒会。
変わらず好き合っているが、告白できずにいる白銀とかぐやは、未だ、「自分から告白したほうが負けである!」という呪縛から逃れられず、神聖なる生徒会室で“いかにして相手に告白させるか”の恋愛バトルを繰り広げていた。

今度こそ相手に“告らせる”ことができるのか?!果たして、2人の恋の結末は…。

世代を超えて楽しめるラブコメそれが「かぐや様は告らせたい」

映画公開直前の8月某日。本作の試写をいち早く鑑賞した、筆者〈Sitakke副編集長(29)〉とHBC加藤雅章アナウンサー(49)のメンズ2人による「かぐや様は告らせたい」を観て思い思いに語る座談会を開催した。
実はこの2人、今作がファイナルにして“初かぐや様”。性別・世代を超えてラブコメ映画「かぐや様は告らせたい」が想い出させてくれたことは――

副編集長: 加藤さん、「かぐや様は告らせたい」の世界、どこから入られました?

加藤アナ: この映画が最初だね。前作をテレビでこどもが録画していたのをチラチラと見ていたんだけれども子どもが小学校3年生ながらすごく楽しそうに見ていて、気になってたんだよね。

副編集長: 実は自分も今作が最初なんですよ。前作からずっと気になってはいたんですけど、まぶしすぎるというか、美男美女の高尚すぎる恋愛模様が描かれているんだろうなと。
自分のこれまでの恋愛の引き出しはカラカラなんで・・・加藤さんは観る前はどんな印象でした?

加藤アナ: 正直に言っていい?50歳を目前にした僕からすると遠い世界の映画だなって正直思ってた。でも実際観ると、ドタバタラブコメディーって感じで、ああ~もう過去の遠い昔に忘れてしまったような青春時代の話って言うのかな。懐かしく、自分もこんな時期あったかな~なんてって思いながら観てたね。

副編集長: やっぱり学園ものの作品っていいですよね!恋愛だったり友情だったり、学生生活を思い出させてくれる感じが。

加藤アナ: 僕も人生を振り返ってみれば高校生のころが一番、パワーがあったと思ってて、
それこそ体育祭、文化祭、もう先頭に立っていろいろやってたんですよ。
だから、その時の自分とちょっとオーバーラップするようなところもあって、あ~いいな~こんな時期に戻って見たいな~なんていうことも考えながら。
恋愛の面でも確かに自分で告白するのってできなかったなと、だから「告らせたいと思ってた」な。

副編集長: え!?強!! 加藤さん結構、策士だったんですか?笑

加藤アナ: (笑)策がちゃんとしてれば策士になれたんでしょうけど、策が駄目だったんだろうね・・・なかなか告ってはもらえなかったけどね(しみじみ)
結局だから何にもしないで終わってしまったっていうのが学生時代は一番多いかもしれない。

副編集長: 言い出せず片想いのまま終わるってね。ありました、ありましたね~
      距離感は近くても、その気持ちは伝えられる潔さがなかったり。

加藤アナ: そうそう。ひょっとすると向こうも好きなんじゃないかって思うことはあったけど、まさに「かぐや様」の御行とかぐやの2人のようなことはあったかな。そんなおぼろげな記憶も思い出させてくれたよ。

副編集長: 御行とかぐやの2人は“お互いが素直になれない”ところから戦が始まってるわけですけど、加藤さんは学生時代に好きな人に素直になれてました?

加藤アナ: ん~尖ってたかな~。いまこの頭のまま、高校生に戻れるんだったらまあとにかく告白しまくりたいね!

2人:笑

加藤アナ: 中学、高校となんで告白しなかったんだろう。もっと素直になんで付き合ってくれのひと言が言えなかったのか。今思うとね・・・もったいないというか。

副編集長: 想い出と共に淡い後悔は残りますよね。

2人: ・・・(かみしめるような沈黙)

加藤アナ: 青春時代唯一心残りがあるとしたら恋愛。恋愛だけが一歩、二歩ひいちゃってたな。

副編集長: そういう点では、今作の「かぐや様は告らせたい」は観ているこっちも納得でしたね。加藤さんが好きなシーンとかありました?

加藤アナ: ラブコメディーだからかなり笑う要素がたくさんある中で、“月”を巡るシーンの御行とかぐやのやりとりが美しいねと思ったね。今年一ぐっときたね。

副編集長: わかります!!あのシーンですよね~ クライマックスちょっとドキッとしてしまいました。主題歌のKing&Princeの「恋降る月夜に君想う」、これがまた余韻を引き立たせてくれて。

加藤アナ: エンディングもいいよね~。こどもと一緒に観に行くのもありじゃないか!お父さんお母さんにとっては懐かしい自分の青春時代を思い出すし、子どもたちは子どもたちで今、まさに生きている青春時代と一緒に走っている、そこで何を感じるのか、「かぐや様は告らせたい」を見終わった後もコミュニケーションのツールになるんじゃないかな。

結論、『かぐや様は告らせたい』はファイナルからでも観てください!!

『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ファイナル』は札幌シネマフロンティア、ユナイテッドシネマ札幌ほか全国東宝系の劇場で大ヒット公開中です!
観ているこっちも応援したくなる御行とかぐや、今度こそ相手に“告らせる”ことができるのか!?学園の2大イベント、《体育祭》と《文化祭》に仕組まれた罠!待ち受ける運命!そ
して、戦いの舞台は世界へ!?

学生時代。青春とは無縁だった人、恋愛はいつも片想いだった人、そんな経験を持つ人にも観てほしい。ドキッあり、笑いあり、キュンあり、『かぐや様は告らせたい』から“おっさん2人”は忘れていたあの頃の純粋で真っすぐな心と大切な想い出を取り戻すことができた。

Ⓒ2021映画『かぐや様は告らせたい ファイナル』製作委員会
Ⓒ赤坂アカ/集英社

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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