2024.07.07
暮らす北海道恵庭市に「コミュニティフリッジ」=「公共の冷蔵庫」という名の新たな施設がオープンしました。その役割とは…。
冷蔵庫の中に、米、ラーメン、冷凍食品など、さまざまな食品が並びます。
ここは店ではありません。
企業などから寄付を受けた食品や日用品を冷蔵庫や棚で保存。
それらを、生活の支援が必要な人たちが24時間、無料で受け取ることができる仕組みです。
北海道内で初めてつくられた「コミュニティフリッジ」。
その名の通り、冷蔵庫があることで冷凍食品も扱うことができるため、フードバンクなどと比べ、取り扱える品も増えます。
こうして、より幅広い支援を24時間、実現しようとしています。
24時間の利用を可能にしたのが、専用のアプリを使ったシステム。鍵のマークを押すと中に入れるようになっています。
コミュニティフリッジは無人のため、人の目を気にせず、必要な時にいつでも利用できるのも魅力です。
合言葉は「お金のいらないコンビニ」。
NPO法人まちづくりスポット恵み野の豊島潤事業コーディネーターは「楽しく買い物感覚で、『コミュニティフリッジに行こうよ」と、そんなところになれば」と希望を話しました。
今後は、衣類やランドセルなども支援できるようにしたいということです。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年6月10日)の情報に基づきます。
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