2024.06.30

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自分の畑から大豆プロテインを プロスノーボーダー×農家がこだわったのはスイスで感じた環境問題【北海道・長沼町】

なぜ、大豆にこだわるのか

長沼町の農道をロードバイクで走る桃野さん。
スノーボードのオフシーズンは農作業中心の生活ですが、トレーニングは欠かせません。

朝の運動のあとは、必ずプロテインを飲みます。
運動後の味は特に最高です。

桃野さんのソイプロテインは、さらさらとして溶けやすく、きなこ味で飲みやすいのがポイント。

桃野さんがプロテイン開発にこだわる理由は、毎年、海外遠征で訪れるスイスでの経験が大きく影響しています。

「(スイスは)電気自動車しか走っていないんですよ。10年以上前からガソリンの自動車は禁止で。氷河が年々少なくなっているというのも自分自身感じていたり」

スイスでは地球温暖化によりアルプスの氷河が年々溶けていて、人々の環境問題への意識が高まっています。

そんなスイスで過ごすうちに、桃野さん自身も環境問題を考えることがぐっと増えていきました。

「自分も何か貢献したいなとずっと思っていたんですけど、農業やプロテインを通してならできると思った」

牛などの家畜のゲップから出るメタンガスが、地球温暖化に深刻な影響を及ぼしています。

そのため、プロテインをホエイの動物性タンパク質から大豆の植物性タンパク質にすることで、地球温暖化の加速を止めることができると考えています。

プロスノーボーダーと農家の二刀流であるパラレルノーカーの桃野慎也さん。今後も新たな挑戦が続きます。

「この町はスキー場やスポーツセンターもあるが、まだオリンピック選手が出ていない。まだ先は長いけど、オリンピックは目指していきたい」

桃野さんはインドに住む貧しい子どもたちが栄養不足で、特にたんぱく質が足りないことを知り、2023年から無償でプロテインを送っています。
今後も育てた野菜で新たな商品を開発したいということです。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年5月13日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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