2024.06.30
深める北海道には2011年に移住しました。
東京で10年くらいマンガ家をやったのですが、今後も東京に住み続けるのは辛いと思っていて…。子供を授かったタイミングで、妻の出身地である北海道に引っ越しました。子育てをするなら、北海道がいいかなと。
自然豊かな土地でありつつも、仕事や子供の通学に困らない場所を探して、札幌市の南区にたどり着きました。
北海道は最高ですね、何もいうことがないです。
食べ物はおいしいし、自然もそばにあるし、人が優しい。
東京はなんというか殺伐としていて疲れちゃったので、癒されました。
新潟育ちなので、雪にも抵抗はありませんでした。10年以上たって、うんざりしてきましたけど(笑)
「山食」のような作品を作れたのも札幌に来たからだし、子育てもこっちで出来て良かったと思います。
あまり多くはないですが、札幌近郊の山は大体登りました。
藻岩山はお気に入りで、ときどき散歩するように登っています。
本州の山にも登っているからこそ思うのですが、北海道の山は、良くも悪くも「ワイルド」。より自然のまま残っている気がします。
有人の山小屋やお店がある山もほとんどないし、登山口まで公共交通機関で行ける所も少ない。観光地化していない、そのままの自然を楽しめるのは良さだと思います。不便さがあることで、「冒険」している感覚をより味わえるのだと思います。
例えば、手稲山の「平和の滝コース」は小学校の遠足で登ることもあると聞きましたが、東京の人から見たら中級者向けのコースだと思いますよ(笑)
北海道の山は、まだ多くは登れていません。
鮎美ちゃんが東京在住の設定で、どうしても関東の山が中心になってしまうので…。
ぜひ今度一緒に登りましょう。おすすめを教えてください。
大好きなマンガの作者さんと、大好きな「登山」や「山ごはん」のお話が出来て、終始、興奮が止まらないインタビューでした。
そして今まで以上に、こだわりと愛がいっぱい詰まった「山食」が大好きになりました。
このマンガを片手に全国各地の山に行き、ごはんを食べて、鮎美ちゃんの疑似体験をしようと思います。
地元・札幌の藻岩山が褒められたのも、とっても嬉しかったです。
北海道にまだまだある素敵な山を紹介がてら、今度一緒に登山をして、山ごはんを食べることを誓いました。ワクワク…!
そして、信濃川さんの話を聞いてすっかり「山食」モチベーションが上がった私…。
山に行って、信濃川さんのおすすめ山ごはんを作ってきました!!
今回作ったのは、この2品。「おこメンチサンド&フル―酎ポンチ」
マンガの様に、おいしくいただくことは出来たのでしょうか⁉
次回の記事でお伝えします!
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取材協力:信濃川日出雄さん
北海道・札幌市在住。2015年からWeb漫画サイト「くらげバンチ」で『山と食欲と私』を連載中。既巻18巻
※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。
文:HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。HBCテレビ「グッチーな!」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」、HBCラジオ「平野龍一のミライの扉」を担当。登山歴3年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中
編集:Sitakke編集部あい
■連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」
■「クマに出会ったら」「出会わないためには」基本の知恵:「クマここ」
■週末の天気は、毎週金曜の夜にHBCウェザーセンターがお伝えします:連載「お天気コラム」