2024.06.30
食べる高尾山に登った友人とは、山ごはん対決をしながら山に登るようになりました。3回目くらいで、とんかつ弁当にカレーを掛ける山ごはんで、僕が勝利しました(笑)。
元々食べることが大好き。料理は一人暮らしを始めたときからしています。その時の貧乏レシピが、山ごはんのアイデアになることもありますね。
例えば、「ズボラ丼」はアルファ米にツナとマヨネーズをかけて食べるものですが、今もやっています。
自分で作るものもそうですし、妻の料理からも着想を得ます。
あとは家族で外食に行っておいしかったものをマンガにすることも…。普段からネタを探しています。
こういった手の込んだ料理と、簡単な料理、スイーツなどが1冊のマンガの中にバランス良く入るようにしています。
カロリーが高くて、おいしそうなもの(笑)。 でも理想はひとつじゃなくて、色んなものを書きたいという思いがありますね。
あとは、全国各地の山に行くので、なるべく ご当地食材 を扱いたいなと思っています。
遠くの山に登るなら、その土地のものを食べられた方が、旅行としても楽しめますし。
ほぼ全部作っていますね。登山に行って作ることもありますし、家で試してみることもあります。
先ほど登場した「まるごとトマトのジャンバラヤ」は家で妻と作りました。結構大変なので僕は山では作りませんでしたが、読者さんからは山ごはんにしたという報告も来ました(笑)
クッカー、フライパン、メスティンの様な調理器具と、スプーンやフォーク、まな板、テーブルにもなるトレイ…。あとは「山食」とコラボしているナイフもありますが、その時の山ごはん作りに必要なものをピックアップして持っていきますね。
調味料はいつも、塩・コショウ・カレー粉を、小さい容器に入れて山に持っていきます。
「飽きてきた…」という時に、味変に便利なんですよね。
マンガで出てくるバーナーは、信濃川さんが実際に持っているものだそう。そっくり!
山ごはんのエピソードに終始わくわく…!
ただ、「山食」の魅力はまだまだ終わりません。
山の景色、道中の植物のひとつへのこだわり、そして今暮らす北海道の魅力…
まだまだお話、聞いちゃいます!
続きは…
▼登山好きにも、そうじゃない人にも届けるために。マンガ「山食」のこだわりがスゴかった!【作者・信濃川日出雄さんに特別インタビュー!】後編
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取材協力:信濃川日出雄さん
北海道・札幌市在住。2015年からWeb漫画サイト「くらげバンチ」で『山と食欲と私』を連載中。既巻18巻
※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。
文:HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。HBCテレビ「グッチーな!」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」、HBCラジオ「平野龍一のミライの扉」を担当。登山歴3年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中
編集:Sitakke編集部あい
■連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」
■「クマに出会ったら」「出会わないためには」基本の知恵:「クマここ」
■週末の天気は、毎週金曜の夜にHBCウェザーセンターがお伝えします:連載「お天気コラム」