HBC テレビで、毎週土曜ごご 5 時~放送中の「あぐり国北海道 NEXT 」 。
TEAM NACSの森崎博之リーダーが、HBCアナウンサー森結有花(もり・ゆうか)とともに、北海道内の農業や食の話題をご紹介します。
今回注目したのは札幌市南区簾舞(みすまい)で育てられている小松菜!!
札幌中心部から車でおよそ30分ほど…深い緑の山々に囲まれた小松菜畑が広がっています!
「ここが本当に札幌?」と思うくらい、空も高く、空気も気持ちがいい!そんな中で元気に小松菜も育っていますよ♪
春のセンバツ!夏の甲子園!真夏の四番打者!
これ全部、小松菜の品種名!なぜか野球に関するネーミングなんです(笑)
ほかにも『冬の豪速球』なんて小松菜も!!
時季によって品種を変えながら、6月から秋まで長ーく収穫している小松菜。
「この小松菜は四番打者かな?」なんて想像したら、もっと楽しいですよね。
そして小松菜は栄養分も魅力のひとつ!
とりわけカルシウムは、野菜トップクラスの含有量で、ビタミン類や鉄分も豊富なんです!
さてこの小松菜をワンランク上の料理に調理してくださったのは、いま札幌で最も注目を集める料理人の一人…下國伸(シモクニ・ノブ)シェフ!
1月に「卵」企画にご出演いただき、今回念願かなって青空クッキングで再登場です!
今回は小松菜に「都会的な要素」をプラス♪
小松菜をペーストにしてフランスパンで食べたり、麺にしたり!!小松菜の新たな美味しさを開拓してくださいました!
<材料 4~5人分>
小松菜…1本(約80g)
バター…30g
ねぎ…20g
焙煎白ごま…2g
テンメンジャン…4g
コチュジャン…4g
トウバンジャン…4g
バケット…適量
ハーブ(パセリやフェンネル)…適量
<作り方>
①小松菜を葉と茎に分ける。茎の部分は細かめの小口切りにする。葉は粗いみじん切りにする
②鍋にバター、みじん切りにしたねぎ、ごま、甜麺醤、コチュジャン、豆板醤を入れて弱火でじっくり焦げる手前まで香りを出すイメージで加熱する
下國シェフ「このままでも十分、おいしいジャンってね」
リーダー「韓国っぽくなりました!」
森アナ「テンメンジャン!コチュジャン!」
リーダー&森アナ「オイシイジャン!!」
③香ばしいく炒めた②の中に①の茎の部分を加える。葉の部分を加えて1分ほど加熱。
バターの油分を固めるため、氷水のボウルで冷やせば、リエットの完成!
④バケットスライスを添えてハーブを飾り完成
<材料 4人分>
小松菜…2本(約160g)
小松菜の根…適量
鶏出汁… 500g
オリーブオイル…30g
にんにく…1個
ベーコン…30g
鶏油(チーユ)…20g
しょうゆ…2g
粉チーズ…適量
みつば…飾り用
※あれば小松菜の根っこで辛みを追加しましょう
<作り方>
①小松菜を葉と茎に分ける。千切りにカットする
②フライパンにオリーブオイル、にんにくのみじん切り、ベーコンを入れて弱火にかける
③ベーコン、にんにくが香ばしい色がつき香りが出たら鶏出汁、小松菜の茎を入れて水分がほとんどなくなるまで煮詰める。
シェフ「もっと麺状になるように…?麺化させる?」
リーダー「そんな言葉ない!そんな…もっともらしく言ってるけど!(笑)」
それでも3分ほど煮詰めていくと、下國シェフの言う小松菜の "麺化" が!?
シェフ「よく茹でられた麺のようなイメージ!」
森アナ「アルデンテみたいな感じですか?」
シェフ「良いワード知っていますねえ」
ラスト1分で葉の部分も加える煮詰めて完成!
④器に鶏油、しょうゆを入れて③を混ぜ入れる。粉チーズをかけて三つ葉を飾る。
あれば小松菜の根をすって辛みを追加して完成です!!
完成しました♪
ぜひみなさんもやってみてくださいね♪