生まれたばかりのエゾシカの赤ちゃんのようです。アニメの「バンビ」にそっくりなかわいらしさですね。
お母さんはまだ冬毛が残っていますが、赤ちゃんの背中は、とってもキレイな〝鹿の子模様〟になっていますね。
〝鹿の子模様〟は、着物の柄としてもよく知られた存在、また和菓子で〝鹿の子〟といえば、あんこのまわりに豆をすき間なく並べたもの。鹿は〝“神の使い〟で、縁起の良い動物とされ、また生命力や繁殖力に優れることから、「子孫繁栄」の象徴としてされています。
俳句では〝鹿の子〟は夏の季語。
エゾシカの赤ちゃんが生まれる頃、北海道は初夏の訪れを迎えます。
子リスのきょうだいでしょうか?
木の枝に、足だけでぶら下がって、「ば〜あっ!」と、驚かせているように見えますね。
あるいは「ボク、もうこんなこと出来るよ!」って自慢をしているのかも知れません。
子リスに限らず、エゾリスは、足だけで木につかまって、ぶらんと逆さまになって、木の実などを食べているのをよく見かけます。頭に血が下がってしまって、苦しくないのだろうかと思ってしまうのですが、どうやらそんなことはないようで、ずっと逆さまになったまま、美味しそうに木の実をほおばっています。