2024.06.16

暮らす

納豆が570円で売れる!「円安」が意外な追い風に 北海道の食を世界に売り込む

アメリカでは納豆が570円!

納豆も世界へ!

北海道江別市の「北海道はまなす食品」は、17か国に冷凍納豆を輸出しています。

円安の今、日本で138円ですが、アメリカでは3ドル70セント=およそ570円で売っています。
増え続ける輸出に対応するため、2023年7月には、工場を新設。生産能力は2倍になりました。

しかし、新工場ができた翌月、原発の処理水の海洋放出を受けて、中国が日本からの水産物の輸入を停止。
納豆のタレに使っているカツオ節や煮干しなども、輸入停止の対象とされました。

そこで、水産物由来の原料を使わない新たなタレを急きょ開発しました。従来のタレとの味の違いをHBCの堀内大輝アナウンサーが食べ比べてみましたが…

「違いがわからないですね。おいしい!」

中国への輸出は、4か月間ストップしましたが、2023年12月に再開。その後は順調に売り上げが伸びています。

北海道はまなす食品の渡邊浩司社長は「円安の波に乗りたい」と話していて、「あと2割ぐらいは輸出を伸ばせるのでは」とにらんでいます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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