マンガは次回に続きますが、クマ連載担当から、対策ポイントをご紹介します。
前回お伝えしたような「クマに出会わない」ための対策が、まず大事です。ただ、それでもクマに出会ってしまったら…
絶対に走らないでください!!!
慌てて走ってしまうと、クマは本能的に追いかけたくなってしまいます。
クマに出会ってしまったら、「止まる」!!!
まずは止まって、クマのほうを見ながら、背中を見せず、ゆっくり後ずさりましょう。
ほとんどのクマは積極的に人を攻撃したいわけではないので、こうするとたいていクマのほうから立ち去ってくれるといいます。
ただ、近くに子グマがいる場合のお母さんグマなど、向かってくる場合も考えられるので、クマスプレーも用意しておきましょう。
くわしくは、専門家監修の「クマここ」をご覧ください。
まるいさんの場合は、夫が耳がよかったため、クマとばったり出会う前に早めに気づくことができました。でも、もし鳴き声の段階で気づけていなければ…。
まるいさんは、「人生と山をなめすぎていて、不快に思う方がいたら申し訳ない」と言いながらも、反省をマンガにして公開しました。
この反省には、クマ対策のポイントが隠れています。次回からも、一緒にハラハラしてマンガを読みながら、事故を防ぐためにできることを考えましょう!
暮らしを守る知恵のほか、かわいいクマグッズなど番外編も。連携するまとめサイト「クマここ」では、「クマに出会ったら?」「出会わないためには?」など、専門家監修の基本の知恵や、道内のクマのニュースなどをお伝えしています。
新十津川町出身・札幌在住のイラストレーター。2011年にイラストレーターとして本格的に活動を始め、さらにパン屋と経理の仕事を掛け持ちながら、家事育児のワンオペも続いたことで、いつの間にやらキャパオーバーに。「母や妻として〇〇しなければ」という思考に縛られ過ぎていたことを反省。以降は「母の頑張り=家族の幸せ」ではないということを合言葉に、“がんばりすぎない暮らし”をモットーにした家族との日常をInstagram で発信中。