2024.06.15
暮らすマンガは次回に続きますが、クマ連載担当から、対策ポイントをご紹介します。
ほとんどのクマは、人に出会いたくないと思っています。なので、人があまりいないときほど、気を付けなければいけません。
山に登るときは、人の少ない早朝や夕暮れ以降は避けて、日中の明るい時間に行きましょう。
一人では登らずに、2~3人で登ってください。ずっと話しながら登ったり、鈴や笛を鳴らしたりして、クマに「人がいるよ!来ないでね!」とアピールするのが大切です。
しばらく立ち止まっているうちに、鈴が鳴っていない…なんて状況にも注意してください。音が鳴るものを持っていくだけでなく、「音を出す」ことがルールです。
クマに出会わないためのルール、くわしくは、専門家監修の「クマここ」をご覧ください。
クマ連載担当としては、この登山は出だしからハラハラしますが…無事に帰って来られてよかった…。
まるいさんは、「人生と山をなめすぎていて、不快に思う方がいたら申し訳ない」と言いながらも、反省をマンガにして公開しました。
命の危険を感じた経験から、大切なことを学んだといいます。
まるいさんの反省には、クマ対策のポイントが隠れています。次回からも、一緒にハラハラしてマンガを読みながら、事故を防ぐためにできることを考えましょう!
暮らしを守る知恵のほか、かわいいクマグッズなど番外編も。連携するまとめサイト「クマここ」では、「クマに出会ったら?」「出会わないためには?」など、専門家監修の基本の知恵や、道内のクマのニュースなどをお伝えしています。
新十津川町出身・札幌在住のイラストレーター。2011年にイラストレーターとして本格的に活動を始め、さらにパン屋と経理の仕事を掛け持ちながら、家事育児のワンオペも続いたことで、いつの間にやらキャパオーバーに。「母や妻として〇〇しなければ」という思考に縛られ過ぎていたことを反省。以降は「母の頑張り=家族の幸せ」ではないということを合言葉に、“がんばりすぎない暮らし”をモットーにした家族との日常をInstagram で発信中。
※内容は掲載時(2024年6月)の情報に基づきます。