右側がママリスで、その左側にいるのが子リスかもしれません。
まだ冬毛がわずかに残っているようなママにくらべて、子リスは、短いけれどもとても柔らかそうな、パヤパヤの毛並みがとってもかわいらしいですね。
子リスは、ママリスと何を話しているのでしょうね?
軽やかな色合いの若葉に包まれて、これから生きていく上で大切な色々なことを、ママから教えてもらっているのかも知れません。
子リスは、生後およそ10週目に離乳して、11〜12週目にはもう、親離れをするのだと言います。
だとすると、巣穴を出て暮らすようになってから、わずか3〜4週間ほどで〝ひとり立ち〟する計算になります。
翌年の繁殖期のギリギリまで行動をともにする鳥類や、春から夏まで、強い絆の家族関係で過ごすキツネやタヌキとくらべると、エゾリスの子育ては、とっても短く、淡泊に感じますね。
しかし寿命が短く、翌年には、自らが〝親〟になるリスたちにとって、いち早くひとり立ちしなければならないことは、〝種としての運め〟なのかもしれません。
短いのだけれど、親と子の〝濃密な時間〟が、きっとそこにあるのでしょうね。
先月5月の「今月の1枚」の発表です!
3,382の♥️を獲得された、@matsu_0202 さんの、エゾリスとエゾシマリスの〝奇跡のコラボ〟に決まりました。
エゾリスもエゾシマリスも、とても似たような場所で暮らしているのですが、実は、一緒にいるところを見るのは、なぜかしら、ほとんどないのです。
なので、このお写真を拝見して、とってもビックリ!
エゾリスとエゾシマリスが、まるで、楽しそうにかけっこをしているようです。
ご覧いただいた皆さまからも「本当に奇跡の1枚!」「夢の共演すぎるー」といった書き込みをいただきました。
@matsu_0202 さん、おめでとうございます。
そして、応援いただいた皆さま、ありがとうございました。
文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトでは、フォローしていただいた方に、北海道の動物たちのかわいい写真を、月〜金曜日の毎日、インスタグラムで配信しています。